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週刊朝日百科 仏教を歩く [改訂版]8号 栄西

2017-09-04 05:26:07 | 宗教の窓
週刊朝日百科 仏教を歩く [改訂版] 8号は、栄西です。



私の実家は、臨済宗妙心寺派でした。

平成28年度版の宗教年鑑を見ると、寺院の数は以下の通りです。

・臨済宗天龍寺派  104
・臨済宗相国寺派  111
・臨済宗建仁寺派   70
・臨済宗南禅寺派  425
・臨済宗妙心寺派 3357
・臨済宗建長寺派  407
・臨済宗東福寺派  367
・臨済宗大徳寺派  199
・臨済宗円覚寺派  210
・臨済宗永源寺派  129
・臨済宗方広寺派  168
・臨済宗佛通寺派   51
・臨済宗向嶽寺派   61
・臨済宗国泰寺派   34

有名寺院が並びます。

栄西 1141‐1215(永治1‐建保3)は、鎌倉初期に臨済宗を伝えた禅密兼修の僧侶です。道号は明庵。葉上房,千光法師ともいわれます。

備中国吉備津神社の神官である賀陽氏の出身でありますが、8歳から父に仏典学習の手ほどきをうけ、11歳で近くの安養寺の静心に師事しました。

14歳で比叡山で受戒。静心の死後は、密教を千命に、天台教学を有弁に学びます。

22歳頃、比叡山を離れ、備前国日応山などの山林や霊場で密教的苦行を重ね、その後、伯耆国大山寺の基好や比叡山の顕意より台密穴太流の灌頂をうけました。

この栄西は、「茶の効用」を説いた人としても知られています。

栄西による晩年の著書『喫茶養生記』は、日本で最初の茶の本とされています。

お茶そのものは、それ以前から日本に入っていましたが、この書により、栄西は「茶の開祖」、あるいは「茶道の開祖」ともされています。


本書の内容です。

*悟りの心を伝えよ  栄西

◆栄西とはどんな人?
 ・密教と全を禅をともに学んだ国際人
 ・栄西が発端となった禅宗

◆栄西のことば
  「悟りの心」を伝える栄西の禅

◆栄西ゆかりの旅
 ・建仁寺 喫茶と茶道の原点になった禅刹
 ・東福寺 聖一国師・円爾ゆかりの巨刹
 ・この地のおすすめ 何必館・京都現代美術館/亀屋清永清浄歓喜団
 ・蘭渓道隆と無学祖元が伝えた中国の禅
 ・この地のすすめ 宝物風入/御菓子司こまき
[仏教 見る・聞く・ふれる]

◆円覚寺の一泊坐禅で心胆を鍛える
 ・名僧の遺産 建長寺・伽羅神像

◆法話 仏教への誘い  瀬戸内寂聴
  「三世」過去・現在・未来を生きる

◆梅原猛の新「授業・仏教」 梅原猛
  栄西 禅の大祖師にして茶道の祖

 その他・・・

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