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11月2日の社説は・・・

2013-11-02 05:01:16 | 社説を読む
山本議員を取り上げる社が出るか?読売、産経は?

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 除染事業に国費―脱原発の明示が条件だ

読売新聞
・ 福島復興策 現実を直視した自民党の提言
・ 山本議員の直訴 天皇の政治利用に自覚がない
 
毎日新聞
・ 新しい大学入試 高校も変わらなければ
・ NHK経営委員 限度超えた安倍カラー

日本経済新聞
・ ネット配信の内外不平等なくす税制を
・ 警察は二重に信頼を失った

産経新聞
・ 徴用訴訟判決 韓国政府の責任で解決を
・ 陛下に手紙手交 礼失する山本議員の行為
 
中日新聞
・ 入試改革 大学こそ教育力鍛えよ
・ 山本議員「手紙」 軽挙慎み脱原発を前へ
 
※ 山本議員について、予想通り読売、産経が反応しましたが、中日は、脱原発の立場から取り上げました。
 さすがです。

 ここでは、大学入試改革を取り上げます。

毎日「この提言に沿うなら、高校教育も同時に変革されなければならない。従来の点数で把握したつもりだった生徒の学力を新たな視点で見直し、意欲や適性をこれまで以上に引き出すことも必要になるだろう。
 実際、大学入試を真に改革すれば、高校、中学、小学校の教育にも改善効果が上がるといわれてきた。」

 その通りです。

「点という指標で落とされるなら仕方がないが、数値で見えにくいような判定では割り切れない、という受け止め方もある。」

 面接で、どうやって優劣を決めるのか。面接官が異なれば、評価基準も異なります。

中日「知識の蓄積や瞬時の計算は、もはやコンピューターが担う時代だ。グローバル化や少子高齢化が進み、先行き不透明の社会では自ら問題意識を育み、解決の道筋を描く能力が欠かせない。

 従来のペーパーテストでは一点差で合否が分かれたり、暗記力重視に偏ったりしがちだ。数字のみの物差しでは測れない意欲や適性、潜在能力が見落とされる恐れが強い。多面的に人物の品定めをするという発想は自然だろう。」

 しかし、

「安定経営を優先させて学生確保に走る限り、入試制度を改革しても有能な人材を見いだしたり、育成したりできないだろう。入学も卒業も容易になってしまえば、大学の価値は損なわれる。大学こそ率先して教育力を磨くべきだ。」

 入りやすく、卒業しにくい大学にするのが解決の早道なのでしょう。

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