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1月5日の社説は・・・

2013-01-05 06:12:50 | 社説を読む
動き出した昨日の日本。何がテーマになったのでしょうか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 民主主義を考える―「私たち」を政治の主語に

読売新聞
・ 転機の日本政治 試される安倍政権の統治能力
  
毎日新聞
・ 2013年を展望する 受益者が社会を変える

日本経済新聞
・ 国力を高める(3) 産業の新たな担い手を育てたい

産経新聞
・ 「安倍談話」 国益損なう歴史認識正せ

中日新聞
・ 「環視」という政治参加 年のはじめに考える

※ 各社、読み応えがありました。

毎日を取り上げます。

「現実に向き合おう。少子化や子育て支援、若年層の雇用など負担する側の土台を再構築することが最優先課題だ。年齢で受益者と負担者を区分けするのではなく、元気で意欲のある高齢者は働き続け、経済的余裕のある人には負担もしてもらわねばならない。福祉を受給する側から社会を支える側に回るのは財政の都合だけではない。本当の意義を理解するために、この時代に生きる私たちの意識が変わらなければならない。」

今後の福祉政策の指針が示されています。

「鹿児島県にある「やねだん」という集落ではお年寄りたちがおいしいイモ焼酎を造って韓国の高級ホテルに輸出している。収益を福祉の必要な住民に還元し、海外からも注目されている。「行政や補助金に頼っても感動がない」と住民のリーダーは言う。」

施設がビジネスに成功しているのです。

「高性能・均質・大量生産という成長の原理にはなじまなくても、これらの高齢者や障害者の活動には豊かで多様な自然、郷土の伝統産業や文化がある。モノへの消費は停滞しても、楽しいこと、おいしいもの、貴重な体験への需要は増えている。そうした需要に応える活動が各地で展開されていることに注目すべきだ。」

大量生産はできないからこそ、価値が上がります。

「「ありがとう」「助かるわ」と住民から感謝されるお年寄りたち、目を丸くしてお年寄りの昔話を聞く子どもたちの姿を想像してみよう。社会に参加し、必要な存在と認められることがお年寄りの自尊心を高め、生きがいにつながっている。」

これこそ、「生きる」意味なのでしょう。


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