今日は、一宮マザーズアンサンブル ファイナルコンサートへ行ってきました。
このホールは、これまで数十回通ってきました。本当にお世話になりました。
ホール内では
入退場は自由など、通常の演奏会では考えられないアナウンス。
さすがマザーズ
私は、職業柄、吹奏楽の演奏会は左脳で聴きます。
分析的に、評価しながら聴いている自分がいるのです。
感心します。
今日は違いました。感動しました。
順にその理由を述べていきます。
1 映像を上手く使っている
私は、校長時代、必ずプロジェクターで映像を映しながら話していました。
今日の演奏会もそう。
実に上手く使っていました。
特に、楽器紹介のバックの童謡メドレー、そして最後の式典終曲などなど。
とても凝っていました。
プロとして勉強になりました。
感動しました・・・。
ただ、画面はもっと大きくできます。
その方がより効果的でした。
2 演奏が上手い
技術的にはマザーズアンサンブルということで、少しなめていたかもしれません。
ところが、演奏の質は確かでした。
学生時代、かなり訓練された人たちの集団であることがわかります。
特に感じたのは「指揮者体験」での演奏。
あの不規則な拍に対して、アンサンブルになっていました。
そうですよね。
私の吹奏楽部時代の教え子で、今も続けている人は数えるほどしかいません。
あらゆる障壁を乗り越えて続けるだけのパワーは、技術に保証されてこそです。
3 演出が上手い
演奏会では2つに分かれます。
演奏に集中する vs. 演出もがんばる
多くの有名校は前者ですが、例えば木曽川高校、武生高校などは後者です。
今日の演出は、木曽川高校の臭いがプンプンしました・・・。
どちらが良いとか悪いとかの問題ではありません。
音楽哲学の問題です。
私? 断然後者です。
ポップスなどではお客さんを楽しませてなんぼの世界だと思っています。
さすがに保育園や幼稚園を回っているだけのことはありますね。
引きつけ方が上手い!
ただただ感心しました。
3 運営が上手い
今日は161回目の最後の演奏会。
過去160回の演奏会が、参加者数まですべて記録されていることに驚き!
これは、基本設計がよほどできていなくてはできないこと。
さらに、今回のロビーの掲示など、ここまでやるかという内容でした。
すごかった!
4 思いが強い
主婦がバンドを運営することの大変さは十分に理解できます。
だからこその演奏会になりました。
最後は泣けましたね。
矢代秋雄さんの式典終曲は、三重大学吹奏楽団の定期演奏会で演奏される曲。
メンバーの卒団生へ贈る曲なのですが、今日のメンバーの中にも三重大を卒業した人がいたのでしょうか。
最後の演奏会としては、この上のない選曲です。
そして、プレゼンの言葉。
命をつなぐという、子育てを経験した人ならではの結びでした。
みなさんの思いを考えると、正直泣けました。
演奏会で、これほど感動したことはありません。
さらに「ドレミの歌」
会場が一体となりました。
一宮マザーズアンサンブルのみなさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
ファミリーアンサンブル おとのはも応援します!
このブログでの関連記事は・・・
矢代秋雄 / 式典組曲(第30回三重国体式典音楽)
このホールは、これまで数十回通ってきました。本当にお世話になりました。
ホール内では
入退場は自由など、通常の演奏会では考えられないアナウンス。
さすがマザーズ
私は、職業柄、吹奏楽の演奏会は左脳で聴きます。
分析的に、評価しながら聴いている自分がいるのです。
感心します。
今日は違いました。感動しました。
順にその理由を述べていきます。
1 映像を上手く使っている
私は、校長時代、必ずプロジェクターで映像を映しながら話していました。
今日の演奏会もそう。
実に上手く使っていました。
特に、楽器紹介のバックの童謡メドレー、そして最後の式典終曲などなど。
とても凝っていました。
プロとして勉強になりました。
感動しました・・・。
ただ、画面はもっと大きくできます。
その方がより効果的でした。
2 演奏が上手い
技術的にはマザーズアンサンブルということで、少しなめていたかもしれません。
ところが、演奏の質は確かでした。
学生時代、かなり訓練された人たちの集団であることがわかります。
特に感じたのは「指揮者体験」での演奏。
あの不規則な拍に対して、アンサンブルになっていました。
そうですよね。
私の吹奏楽部時代の教え子で、今も続けている人は数えるほどしかいません。
あらゆる障壁を乗り越えて続けるだけのパワーは、技術に保証されてこそです。
3 演出が上手い
演奏会では2つに分かれます。
演奏に集中する vs. 演出もがんばる
多くの有名校は前者ですが、例えば木曽川高校、武生高校などは後者です。
今日の演出は、木曽川高校の臭いがプンプンしました・・・。
どちらが良いとか悪いとかの問題ではありません。
音楽哲学の問題です。
私? 断然後者です。
ポップスなどではお客さんを楽しませてなんぼの世界だと思っています。
さすがに保育園や幼稚園を回っているだけのことはありますね。
引きつけ方が上手い!
ただただ感心しました。
3 運営が上手い
今日は161回目の最後の演奏会。
過去160回の演奏会が、参加者数まですべて記録されていることに驚き!
これは、基本設計がよほどできていなくてはできないこと。
さらに、今回のロビーの掲示など、ここまでやるかという内容でした。
すごかった!
4 思いが強い
主婦がバンドを運営することの大変さは十分に理解できます。
だからこその演奏会になりました。
最後は泣けましたね。
矢代秋雄さんの式典終曲は、三重大学吹奏楽団の定期演奏会で演奏される曲。
メンバーの卒団生へ贈る曲なのですが、今日のメンバーの中にも三重大を卒業した人がいたのでしょうか。
最後の演奏会としては、この上のない選曲です。
そして、プレゼンの言葉。
命をつなぐという、子育てを経験した人ならではの結びでした。
みなさんの思いを考えると、正直泣けました。
演奏会で、これほど感動したことはありません。
さらに「ドレミの歌」
会場が一体となりました。
一宮マザーズアンサンブルのみなさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
ファミリーアンサンブル おとのはも応援します!
このブログでの関連記事は・・・
矢代秋雄 / 式典組曲(第30回三重国体式典音楽)
ご来場を賜り、どうもありがとうございました。
私は当日、指揮台に立っていた者でございます。
即日、ブログにして下さり、しかも自分たちの
自覚以上の好評をいただけました事は、きっと
すべての団員(…だった人たち…)にとって、
本当に大きな歓びとなると存じます。
心より御礼を申し上げます。
吹奏楽部顧問時代の教え子がいたので聴かせていただきました。
文中にも書きましたが、正直、これほどの演奏会とは思いませんでした。感激しました。
文中には書かなかったのですが、その陰にはブー太郎先生の力が大きかっただろうと思っていました。
最後のドラの演出など、音楽人ならではの思いを感じました。
本当に、お疲れ様でした。
今後も応援させていただきますので、先生も「おとのは」へのご支援をいただければと思います。
ありがとうございました。
ここぞという場面を捉えた、演奏会を思い返す事のできる数々の写真、演奏会に参席されなかった人にも、あたかもその場にいたように感じる事ができるコメントで構成された見事なブログにただただ感謝であります。
この演奏会において私の果たした役割は13年間の長きに渡って楽団に尽力してきた団長や副団長、そして歴代のスタッフのみなさん、在籍されたすべての団員さんたちのご苦労からすれば本当に微々たるものです。
またたくさんの方々が託児ボランティアとして練習の度に子供たちの面倒を看て下さいました。
その他、資金的な援助、楽器の貸与、各パートの技術的な指導など、数え上げられないほどたくさんのご支援に支えられてこその13年間でありました。
新設された「ファミリーブラスおとのは」さんと、どのような関わりになるのか、まだ私には不明なのですが、演奏の中で…君といつまでも…のセリフで【僕は死ぬまで指揮棒を離さないぞ】と宣言してしまったので、何かしらの形で関われれば本望です。
もしお役に立てる事がなければ、使っていただける団体を探さなければなりませんね。
(^_^)v
ブログ主殿の益々のご活躍を祈念いたします。