５月２９日の社説は・・・

朝日、読売、中日はサミットか。

朝日新聞
・　Ｇ７サミット　価値を守る責務今なお
・　日印原発協定　やはり懸念がぬぐえぬ

読売新聞
・　Ｇ７サミット　「米国第一」回避へ結束強めよ（2017年05月29日）
・　２３区の大学規制　一極集中是正の効果は疑問だ（2017年05月29日）

毎日新聞
・　Ｇ７の「反保護主義」弱まる　世界への責任果たせるか
・　「共謀罪」きょうから参院へ　抜本的な修正を求める

日本経済新聞
・　今こそＧ７サミットの意義を問い直そう
・　データビジネスを育てよう

産経新聞
・　Ｇ７サミット　枠組みの価値は維持した　「保護主義」阻む努力を続けよ
・　Ｇ７とテロ　進化した脅威への備えを

中日新聞
・　米国は孤立する気か　Ｇ７サミット

※　全社がサミットです。
3社は2日連続です。

中日です。
「米国の指導力が当てにできない時代になった－。そんな印象を抱かせるＧ７サミットだった。「Ｇゼロ」というリーダー不在の世界の到来である。

　サミットが初めて開かれた一九七五年は、東西冷戦下だった。西側諸国は自由、民主主義、法の支配、人権といった「普遍的価値」と、自由貿易体制が自国ばかりでなく世界の繁栄につながるという認識を共有し、冷戦後も連帯を保ってきた。

リーダー不在の世界

　ところが、普遍的価値や自由貿易体制を軽視する「異分子」がそこに登場した。トランプ大統領だ。よりによって自由世界を引っ張る米国である点が深刻だ。

　米国第一主義を掲げて内向きになった米国が、再びリーダーシップを発揮する姿勢に転換し、Ｇ７が結束を図れるかどうか。イタリア・シチリア島で開かれた今回の先進七カ国首脳会議の最大の焦点はこれだった。」

「体系的なビジョンも戦略性も持ち合わせず、目先の損得にとらわれるトランプ流はおぼつかない。

　マクマスター米大統領補佐官（国家安全保障問題担当）は今回のトランプ氏の初外遊にあたり「大統領は『米国第一』が米国の孤立を意味しないことを理解している」と言った。

　だが、サミットでは「一対六」の構図がくっきりした。トランプ氏は「米国を再び偉大な国に」と唱える。孤立してはそれは実現しないことを悟るべきだ。」

早くトランプ政権は倒れてほしい。