あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

愛知県公立高校入試問題解説 Aグループ 社会科-3-

2021-03-06 12:46:31 | 社会科関連情報

昨日行われた、愛知県公立高校入試問題解説 Aグループ 社会科 の解説をします。

最後は公民の6問です。

愛知県は、例年、歴史が簡単で、地理に難問が多く、公民がその中間なのが特長です。

今回は、5,6を一気にきましょう!

5が生徒作品問題、6が会話文問題です。

5 Ⅰ、Ⅱの国名を特定しておきましょう。

債務の多い ● が日本、▲が米国、残る■がイタリアです。

(1)これがいきなり問題でしたね。四角の中にヒントもありました。

ただ、日本の債務は、イタリアとは質が違います。

日本の債務は、半分は日銀が買っており、金利も日銀に払う → 国庫に入る ので、本当の意味での借金ではありません。

 (2)「公債金」の意味が分かれば、「国債」は簡単です。

社会保障の4つの柱。

真っ先に出るのは「社会福祉」、次が「社会保険」。

あとは・・・・・

やや何ですね。

「公的扶助」とあとひとつは・・・

書けない人はけっこういそうです。

(3)資料の読み取り問題です。ごちゃごちゃしているので、最も多い数値を丸で囲んでおくとよいでしょう。

アはいきなり正解です。これはけっこう珍しい・・・。

イからエは、正しいのもあれば間違いもあります。

丁寧に潰していきましょう。

 

6です。

(1)地方自治体の首長と議員の双方を選挙で選ぶのは、生徒には身近ではないでしょか。

その立ち場は対等です。

(2)この中から国の仕事を選びます。これも簡単です。

5の社会保障と関連しすぎているのは、やや偏っているのかな・・・。

(3)おっと。これも書けない生徒がけっこういるのでは?。

公民は、筆記問題がやや難ですね。

 

全体的には、地理の難易度が例年より低い分、平均点はやや上がるのではないでしょうか。 

B日程でも、同じように検証します。

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。