あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

8月2日の社説は・・・

2014-08-02 05:20:58 | 社説を読む
週の出来事のまとめになりそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 増える空き家―放置防いで活用探ろう
・ アルゼンチン―国家破綻にルールを

読売新聞
・ 第1次大戦100年 今こそ銘記したい悲劇の教訓(2014年08月02日)
・ 第3極勢力 現実的な政策で存在感を示せ(2014年08月02日)
 
毎日新聞
・ 電力の再値上げ 許されない問題先送り NEW (2014年08月02日)
・ 大阪府警の偽装 あきれる治安回復工作 NEW (2014年08月02日)

日本経済新聞
・ 日本流の資源外交で各国との絆深めよ
・ 冷静に考えたい佐世保事件

産経新聞
・ 次世代の党 憲法改正の牽引役となれ
・ 海水浴と飲酒 「夏の文化」も節度必要だ
 
中日新聞
・ 周永康氏捜査 見せしめの摘発でなく
・ 回らない核のサイクル (6)村に吹け、新生の風よ
 
※ いろいろなテーマが出ました。
 産経の「海水浴と飲酒」では、3名の若い女性が亡くなった小樽の事故が思い出されます。

 ここでは、再び佐世保の事件を取り上げます。
 日経です。

「こういうときこそ、社会の成熟度が問われるだろう。長崎県佐世保市で、高校1年の少女(16)が同級生を殺害した疑いで逮捕された。この事件をめぐる世間の反応には危うさがにじんでいる。」

「社会には事件への猟奇的な関心やストレートな処罰感情が渦巻き、ネット空間などに少女や家族の実名や顔写真を含めたプライベートな情報があふれている。」

 その通りで、いっぱい出てきます。

「これは憂うべき事態だ。たしかに事件は衝撃的で、多くの人が悲痛な思いにかられていよう。しかし、だからといって事件を臆測や先入観でとらえてはなるまい。心身状態の徹底した分析などを経なければ全容には迫れない。」

 そうです。
 
「少年法が実名報道を禁じる背景には、少年事件の解明にはそうした冷静な対応が必要だという社会的合意もある。短絡的なネット規制論議は排すべきだが、今回の事件でネットを経由して際どい情報が氾濫するありさまは、その精神を根本から揺るがすものだ。」

 今回の事件から、少年法の厳罰化や命の教育、ネット規制へ議論を絡めるのは、本当の問題を見えなくします。

 冷静でありたいものです。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。