<明治から大正へ>第2回~日本勝利のインパクト
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第1次世界大戦前までは、「大国」相互の間で「大使」が交換されるのが国際慣行でしたので、日本は「大国」として認知されたことになります。
日露戦争では、イギリス、アメリカは日本を支援し、フランスは露仏同盟でロシアの側に立っていました。バルカン方面でロシアと対立していたドイツも、ロシアの関心を極東にそらそうとロシアを後押ししました。
日本は、帝国主義国の利害が複雑に絡むこの戦争に勝利して、「大国」の仲間入りを果たし、世界の「8大強国(軍事大国)」の一つ、と称されるようになります。8か国とは、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、オーストリア・ハンガリー、そして8番目に日本でした。(中村隆英著『明治大正史(下)』)
明治維新以降、世界の大国の仲間入りを目指した富国強兵政策で邁進してきた日本が、ロシアに勝ったことで達成できたのです。
世界の8大強国と呼ばれるまでになったのです。
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