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授業で役立つ指導の技術-72-

2024-09-21 05:15:00 | 全員参加型授業の指導技術

《 叱る前にほめてみよう! 》

教師はなぜ叱るのか?

子どもが向上的に変容してほしいからである。

それでは、次のどちらが教育的だろうか?

A 教師に叱られてから直す。
B 子どもが自分で気づいて直す。


叱ることを否定するわけではないが、Bの方が子どもが伸びる。
自分で直したことをほめることができるので、自己肯定感も増す。

それではどうやって自分で気づかせるのか?

望ましい子をほめればよい。

「○○さん、とても姿勢がいいね。すばらしい。」

これで多くの子は姿勢を直す。

「○○くん、姿勢が良くなったね。いいね。」

「おお、みんな良くなったね。自分で気づいて直すことができる集団がレベルが高いんだよ。」

こうやって、自己肯定感を高めながら、自己改善をする集団をつくっていくのである。

それが温かい集団づくりにもつながる。

叱る前に、まずほめてみよう!


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