《 叱る前にほめてみよう! 》
教師はなぜ叱るのか?
子どもが向上的に変容してほしいからである。
それでは、次のどちらが教育的だろうか?
A 教師に叱られてから直す。
B 子どもが自分で気づいて直す。
叱ることを否定するわけではないが、Bの方が子どもが伸びる。
自分で直したことをほめることができるので、自己肯定感も増す。
それではどうやって自分で気づかせるのか?
望ましい子をほめればよい。
「○○さん、とても姿勢がいいね。すばらしい。」
これで多くの子は姿勢を直す。
「○○くん、姿勢が良くなったね。いいね。」
「おお、みんな良くなったね。自分で気づいて直すことができる集団がレベルが高いんだよ。」
こうやって、自己肯定感を高めながら、自己改善をする集団をつくっていくのである。
それが温かい集団づくりにもつながる。
叱る前に、まずほめてみよう!