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7月4日の社説は・・・

2018-07-04 05:48:49 | 社説を読む
W杯日本代表でしょう。

朝日新聞
・ W杯日本代表 可能性と課題が見えた
・ 報復関税連鎖 保護主義に歯止めを

読売新聞
・ EU首脳会議 難民問題の出口が見えない(2018年07月04日)
・ W杯日本奮闘 念願の8強へ手が届きかけた(2018年07月04日)

毎日新聞
・ 「2040年研究会」が政策提言 首相の耳に届いているか
・ 桂歌丸さん81歳で逝く 落語ファンの裾野広げた

日本経済新聞
・ 人口減を直視し新たな自治の姿を探れ
・ メキシコが迎えた歴史的転機

産経新聞
・ 日本代表敗退 このサッカーに胸を張れ
・ 新エネルギー計画 安定電源の確保に責任を

中日新聞
・ 名古屋城木造化 シンボルになり得るか
・ カジノ法案 「万全の対策」ですか?

※ 3社が日本代表を取り上げました。

朝日です。
「 サッカー・ワールドカップの日本代表の試合がすべて終わった。前評判を覆して決勝トーナメントに進み、格上のベルギーを追いつめたが、力尽きた。

 大会が始まる2カ月前、チームは方向性を見失い、異例の監督交代に追い込まれた。再出発は難しく思えたが、態勢を立て直し、本番では選手とチームの特長をいかしたプレーを展開。観客に強い印象を残した。」

産経です。
「世界ランク3位のベルギーに2点を先行しながら、逆転された。世界に「怪物」と恐れられるFWルカクが、日本の吉田麻也に抱きついて肩を震わせていた。それほどの激闘だった。

 最終盤の逆転は悔しいが、同時に多くの示唆に富む、価値や未来を見いだすことができる敗戦だった。4年前のブラジル大会では涙で声を詰まらせた長友佑都(ゆうと)は「全て出し尽くしたので、笑顔で胸を張って帰ります」と述べた。

 そう。選手もファンも、このサッカーに胸を張っていい。」

読売です。
「日本は今大会屈指の選手をそろえた強豪を相手に、後半に2点を先制した。勝利が現実のものになりつつあったが、残り約25分間の波状攻撃に抗しきれなかった。
 8強入りへの挑戦は、今回が3度目だった。その壁は、やはり厚かったと言わざるを得ない。
 西野朗監督は「追い詰めましたが、何が足りないんでしょう」と悔やんだ。足りないものをしっかりと分析することが、日本代表の飛躍につながるだろう。目標に向かって、チーム全体が強い意識で戦えたことは大きな財産だ。」

感動をくれました。ありがとう!


中日です。
「河村名古屋市長は二〇〇九年、耐震を理由に天守閣の木造再建を提起。一七年三月に市議会が基本設計費などの予算案を可決し、五百五億円の巨大事業がスタートした。市長は一七年四月の市長選でも木造化を争点の一つに掲げ、「天守閣には実測図があるから強烈な本物性がある」と、史実に忠実な復元にこだわる理由を訴えた。

 確かに、一九三〇年の国宝指定直後の実測図や写真が戦災を免れ、「忠実に復元できる唯一の城」との専門家の意見もある。

 選挙戦で市長は「百年で大抵、国宝になります」と述べたが、あくまで実測図に基づく「木造新築」である。築城時の天守が現存する姫路城などの国宝と同様に価値を論じるのは無理があろう。」

これは違うと思います。
東大寺の大仏殿も1709年(宝永6年)の再建です。しかも、本物よりかなり小さくして。
しかし1952年に国宝指定されています。

京都の国宝建造物の大多数は応仁の乱以降の再建です。

図面の残る名古屋城なら、そして本丸御殿で見せた建築技法なら、十分に国宝になり得ます。

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