中日新聞が今朝(4月29日)の社説で、人口減少問題を取り上げました。
他社が日ロ関係を論ずる中で、一本もので「さよなら人口1億人 昭和の日に考える」と題しました。
ここから http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017042902000116.html
次の時代には、人口の減少が本格化します。戦争を挟んで一億人を超えるまで人口が増えた「昭和」を振り返りつつ、将来の社会の姿を考えてみます。
五十年後、日本の人口は三割減の八千八百八万人となる。そんな推計を国立社会保障・人口問題研究所が今月、公表しました。
これは、社会科で取り上げても十分盛り上がる重要な課題です。
社説は次のように結んでいます。
人口が減れば、国内総生産(GDP)の縮小は避けられないかもしれません。でも、一人当たりのGDPが増えていれば、個々人の生活は豊かになるはずです。
「高齢者」の考え方を変えることも現実的な課題です。高齢でも健康な人が増えています。六十五歳を過ぎても働ける人を現役世代並みに遇する社会にはできないでしょうか。
二十四時間営業などの過剰なサービスを見直し、労働力不足に対応する工夫も待ったなしです。
一億人を前提とした社会像は忘れ、人口減の現実に向き合い、コンパクトで充実した社会の将来像を探らねばなりません。
他社が日ロ関係を論ずる中で、一本もので「さよなら人口1億人 昭和の日に考える」と題しました。
ここから http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017042902000116.html
次の時代には、人口の減少が本格化します。戦争を挟んで一億人を超えるまで人口が増えた「昭和」を振り返りつつ、将来の社会の姿を考えてみます。
五十年後、日本の人口は三割減の八千八百八万人となる。そんな推計を国立社会保障・人口問題研究所が今月、公表しました。
これは、社会科で取り上げても十分盛り上がる重要な課題です。
社説は次のように結んでいます。
人口が減れば、国内総生産(GDP)の縮小は避けられないかもしれません。でも、一人当たりのGDPが増えていれば、個々人の生活は豊かになるはずです。
「高齢者」の考え方を変えることも現実的な課題です。高齢でも健康な人が増えています。六十五歳を過ぎても働ける人を現役世代並みに遇する社会にはできないでしょうか。
二十四時間営業などの過剰なサービスを見直し、労働力不足に対応する工夫も待ったなしです。
一億人を前提とした社会像は忘れ、人口減の現実に向き合い、コンパクトで充実した社会の将来像を探らねばなりません。