今日こそ日ロ関係か。
朝日新聞
・ 日ロ関係 地域安定に向け協調を
・ 地方の大学 強み磨いて活路あり
読売新聞
・ 日露首脳会談 領土交渉の環境整備を幅広く(2017年04月29日)
・ トランプ米政権 外交の軌道修正は道半ばだ(2017年04月29日)
毎日新聞
・ 小中の教員、週60時間勤務 先生の悲鳴が聞こえる
・ 北朝鮮が絡む日露交渉 ジレンマ深まる安倍戦略
日本経済新聞
・ 日ロ首脳が真の信頼関係を築くには
・ 「1日インターン」への懸念
産経新聞
・ 昭和の日 元号あればこその歴史だ
・ 日露首脳会談 「万景峰号」抗議したのか
中日新聞
・ さよなら人口1億人 昭和の日に考える
※ 5社が日ロ関係を取り上げました。
朝日です。
「モスクワを訪問した安倍首相がロシアのプーチン大統領と会談し、北方四島での「共同経済活動」や、北朝鮮情勢などについて意見をかわした。
両首脳の会談は第1次安倍政権時代も含めると17回目だが、米国でトランプ政権が発足してからは初めてだ。」
「 日本は日米韓の連携を強めつつ、ロシアが積極的に協調行動をとるよう促す必要がある。そして何よりも、北朝鮮の後ろ盾であり、核問題をめぐる6者協議の議長国でもある中国を巻き込むことが欠かせない。
プーチン大統領は首脳会談後の共同記者発表で「少しでも早く、6者協議を再開させることだ」と語った。
北朝鮮に対し、米国が軍事攻撃に踏み切れば日韓両国が反撃を受け、甚大な被害を受けかねない。米国が北東アジアで軍事行動に出る事態は、中ロにとっても好ましくない。
そうした事態を避けるためにも日米韓に中ロをまじえた枠組みで共同歩調をとり、粘り強く打開をはかるしかない。」
読売です。
「安倍首相がモスクワでロシアのプーチン大統領と約3時間、会談した。通算17回目の首脳会談では、北方4島での「共同経済活動」の実現を目指し、5月中にも日本の官民合同調査団を現地に派遣することで一致した。
首相は会談後、「協力を積み重ね、大きく発展させたい」と強調した。魚やウニの養殖、エコツーリズムを具体例に挙げた。プーチン氏も、「相互理解と信頼が深まるのは大変良い」と応じた。」
「共同経済活動が軌道に乗れば、日本企業・関係者とロシア人島民の交流が深まろう。ロシア側の対日観が向上し、領土返還への理解が広がる可能性がある。
無論、日本の法的立場を害さない「特別な制度」が大前提だ。ロシア側が受け入れ可能な制度設計に知恵を絞らねばなるまい。」
産経はやや立場が違います。
「ロシアは首脳会談に先立ち、北朝鮮の「万景峰号」を極東ロシアに定期就航させると決めた。日本が対北朝鮮制裁で、入港を禁止した貨客船である。かつてこの船が新潟港に出入りし、ミサイル関連部品の運搬や工作員の移動に利用された経緯がある。
定期就航は、北朝鮮の労働者を極東ロシアに輸送し、外貨稼ぎに手を貸すものだ。日本として受け入れがたいが、ロシア側に提起したのかどうか、明確な説明を避けているのは腑(ふ)に落ちない。」
産経が「元号」について語りました。
「日本の元号は西暦645年の「大化」に始まる。701年に「大宝」と改元されて後は、中断もなく現在まで継承されてきた。もともと中国由来の元号制度ではあるが、特筆すべきは、中国の威に屈する形で中国の元号を遵奉(じゅんぽう)し、自らの元号をほとんど建てられなかった周辺の多くの国とは異なり、わが国では独自の元号を使い続けてきた事実である。
中国では既に失われ、今や日本にのみ存続している元号は、いわば国家独立の象徴でもあり、今後も大切に守っていきたい。」
朝日新聞
・ 日ロ関係 地域安定に向け協調を
・ 地方の大学 強み磨いて活路あり
読売新聞
・ 日露首脳会談 領土交渉の環境整備を幅広く(2017年04月29日)
・ トランプ米政権 外交の軌道修正は道半ばだ(2017年04月29日)
毎日新聞
・ 小中の教員、週60時間勤務 先生の悲鳴が聞こえる
・ 北朝鮮が絡む日露交渉 ジレンマ深まる安倍戦略
日本経済新聞
・ 日ロ首脳が真の信頼関係を築くには
・ 「1日インターン」への懸念
産経新聞
・ 昭和の日 元号あればこその歴史だ
・ 日露首脳会談 「万景峰号」抗議したのか
中日新聞
・ さよなら人口1億人 昭和の日に考える
※ 5社が日ロ関係を取り上げました。
朝日です。
「モスクワを訪問した安倍首相がロシアのプーチン大統領と会談し、北方四島での「共同経済活動」や、北朝鮮情勢などについて意見をかわした。
両首脳の会談は第1次安倍政権時代も含めると17回目だが、米国でトランプ政権が発足してからは初めてだ。」
「 日本は日米韓の連携を強めつつ、ロシアが積極的に協調行動をとるよう促す必要がある。そして何よりも、北朝鮮の後ろ盾であり、核問題をめぐる6者協議の議長国でもある中国を巻き込むことが欠かせない。
プーチン大統領は首脳会談後の共同記者発表で「少しでも早く、6者協議を再開させることだ」と語った。
北朝鮮に対し、米国が軍事攻撃に踏み切れば日韓両国が反撃を受け、甚大な被害を受けかねない。米国が北東アジアで軍事行動に出る事態は、中ロにとっても好ましくない。
そうした事態を避けるためにも日米韓に中ロをまじえた枠組みで共同歩調をとり、粘り強く打開をはかるしかない。」
読売です。
「安倍首相がモスクワでロシアのプーチン大統領と約3時間、会談した。通算17回目の首脳会談では、北方4島での「共同経済活動」の実現を目指し、5月中にも日本の官民合同調査団を現地に派遣することで一致した。
首相は会談後、「協力を積み重ね、大きく発展させたい」と強調した。魚やウニの養殖、エコツーリズムを具体例に挙げた。プーチン氏も、「相互理解と信頼が深まるのは大変良い」と応じた。」
「共同経済活動が軌道に乗れば、日本企業・関係者とロシア人島民の交流が深まろう。ロシア側の対日観が向上し、領土返還への理解が広がる可能性がある。
無論、日本の法的立場を害さない「特別な制度」が大前提だ。ロシア側が受け入れ可能な制度設計に知恵を絞らねばなるまい。」
産経はやや立場が違います。
「ロシアは首脳会談に先立ち、北朝鮮の「万景峰号」を極東ロシアに定期就航させると決めた。日本が対北朝鮮制裁で、入港を禁止した貨客船である。かつてこの船が新潟港に出入りし、ミサイル関連部品の運搬や工作員の移動に利用された経緯がある。
定期就航は、北朝鮮の労働者を極東ロシアに輸送し、外貨稼ぎに手を貸すものだ。日本として受け入れがたいが、ロシア側に提起したのかどうか、明確な説明を避けているのは腑(ふ)に落ちない。」
産経が「元号」について語りました。
「日本の元号は西暦645年の「大化」に始まる。701年に「大宝」と改元されて後は、中断もなく現在まで継承されてきた。もともと中国由来の元号制度ではあるが、特筆すべきは、中国の威に屈する形で中国の元号を遵奉(じゅんぽう)し、自らの元号をほとんど建てられなかった周辺の多くの国とは異なり、わが国では独自の元号を使い続けてきた事実である。
中国では既に失われ、今や日本にのみ存続している元号は、いわば国家独立の象徴でもあり、今後も大切に守っていきたい。」