令和6年8日~10日まで、富士周辺五名城(山中城、小田原城、石垣山一夜城、甲府城、武田氏館)と諏訪を廻ってきました。
20回にわたって紹介してきました。
今回は、最終回 諏訪大社 下社 春宮 ~ 木落し坂 です。
前回紹介したものです。
春宮の前のトイレです。きれい!
配置図をご覧ください。
下の鳥居です。
手水社です。
神楽殿です。秋宮と同じで、出雲系らしく、大注連縄があります。説明は、前回の秋宮をご覧ください。
結びの杉です。
説明をご覧ください。
一之御柱です。
何度も出てきました説明です。
末社です。
若宮社
上諏訪社
幣拝殿 です。
説明です。秋宮とほぼ同様です。
神紋、分かりますね。
鏡。これは大和系、出雲系、どちらも使われます。
左右片拝殿です。
立派ですね。今は、神様が秋宮ではなく、春宮にいます。
子安社、前回ありましたね。
説明です。
筒粥殿 です。
説明です。
文字おこししてみましょう。
諏訪大社は建御名方神(みなかたのかみ)と八坂刀売神(やさかとめのかみ)を祀り、上社は建御名方神(彦神)を、下社は八坂刀売神 (女神)を主祭神としている。
下社の祭神は、二月から七月まで春宮に鎮座し、八月一日の御舟祭で秋宮に遷座し、翌二月一日に春宮に帰座される。
下社の中心となる建築は、正面中央にある拝殿と門を兼ねたような形式の幣拝殿、その左右にある回廊形式の片拝殿、それらの背後にある東西宝殿からなる。東西の宝殿は茅葺・切妻造、平入の簡素で古風な形式をもち、寅申の七年ごとの御柱大祭で新築する式年造替制度がとられている。 右のような社殿形式は諏訪大社に特有のものであり、またその幣拝殿と左右片拝殿に似た形式は、長野県内の諏訪神を祀るいくつかの神社でも用いられている。
現在の春宮の幣拝殿は安永八年(一七七九)に完成したと考えられる。大工棟梁は、高島藩に仕えた大工棟梁伊藤儀左衛門の弟である柴宮(当時は村田姓)長左衛門矩重(延享四年・一七四七~寛政十二年一八〇〇)であった。
幣拝殿は、間口の柱間が一間、奥行が二間で、背後の壁面に扉口を設ける。
二階は四方が吹放ちで、屋根は切妻造・平入の檜皮葺で、正面は軒唐破風をつける。
左右の片拝殿は、梁行の柱間が一間・桁行が五間で、屋根は、片流れの檜皮葺である。
幣拝殿の建築様式の特徴は、各所につけられた建築彫刻の数の多さとその躍動感にあふれた表現である。 正面の腰羽目の波、虹梁の上の牡丹、唐獅子・唐破風内部の飛竜一階内部の小壁の牡丹・唐獅子・扉脇の竹・鶏で名作が多く、建築彫刻の名手である柴宮長左衛門の腕前がよくうかがえる。
なるほど。よくわかります。
最後、木落し坂です。下の図の左上です。
高低図を見てみましょう。
文字起こししてみましょう。
諏訪大社御柱木落し坂
諏訪大社の御柱祭は、七年目毎申(さる)・寅(とら)年に行います。規模の大きさ、勇壮・豪快なことは比類なく、天下の大祭として知られています。
樅(モミ)の巨木を奥山から切り出し、社の四角に建てるのですが、山から引き出す「山出し祭」が御柱年の四月、町内を曳行し建立する「里引き祭」を五月に行います。
曳行途中、木落し坂と呼ぶこの急坂で、御柱を引き落とすのが下社山出し祭最高の見せ場「木落し」です。 男意気に駆られる若者たちが、群がりうちまたがった御柱を、100メートル余り傾斜度45度近い崖のようなこの木落し坂頂上から、一気に引き落とします。落下の反動で、若者たちの大半は放り出され御柱とともに転がり落ちる、一帯を埋めつくす大観衆は一瞬息をのみ、驚声と大喚声が沸き上がり、その豪壮さは筆舌に尽くせません。
「男見るなら七年一度
諏訪の木落し坂落し」
と唄われてきました。この木落し坂での木落しは、下社春宮・秋宮の御柱八本を三日にわたって行います。
45度。100m。
下をのぞき込むと恐怖を感じます。
この坂を落ちていきます。
実際にはもっと長く17mぐらいあります。
動画をご覧ください。
諏訪大社下社御柱祭り山出しハイライト 約9分
[4K] 御柱祭 諏訪大社下社木落し 春宮一 2016/04/09
御柱祭 2022 里曳き建御柱
富士周辺五名城と諏訪の旅 は以上で終了です。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。番外編
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