ベートーヴェン:フルート,ヴァイオリン,ヴィオラのためのセレナードニ長調 作品25
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン: フルート,ヴァイオリン,ヴィオラのためのセレナードニ長調 作品25 作曲年代:1801年 演奏:ジェームズ・ゴールウェイ,ロンドンヴィルトゥオーソ
00:00 第1楽章 Entrata, Allegro (ニ長調) 03:45 第2楽章 Tempo ordinario d'un Menuetto (ニ長調) 09:01 第3楽章 Allegro molto (ニ短調) 11:18 第4楽章 Andante con Variazioni (ト長調) 17:36 第5楽章 Allegro scherzando e vivace (ニ長調 - ニ短調) 19:37 第6楽章 Adagio – Allegro vivace e disinvolto (ニ長調)
《フルート,ヴァイオリン,ヴィオラのためのセレナードニ長調 作品25》は、1801年の後半までには完成されたとされていますが、1797年ごろに書かれたスケッチもあります。「セレナード」という楽曲ジャンルは、モーツァルトの時代に「小夜曲(夕方に演奏する曲)」や恋人への作品という意味は薄れ、屋外で演奏する小規模な曲であることが一般的になっていました。この作品も、フルートとヴァイオリン、ヴィオラという小規模な編成であり、1つの緩徐楽章と5つの速い楽章で構成されていることから、そのような慣習に従ったと思われます。 この作品は、1803年に Franz Xaver Kleinheinz によって編曲され、《フルートまたはヴァイオリンとピアノのためのセレナードニ長調 作品41》として出版されました。ベートーヴェンが監修したため、ベートーヴェンの作品番号が与えられています。