「いき」の周辺概念と日本人の美徳『「いき」の構造』後編
□『「いき」の構造』シリーズ
九鬼周造の生涯と実存主義『「いき」の構造』前編 • 九鬼周造の生涯と実存主義『「いき」の構造』前編
「いき」の内部構造と現象学的方法『「いき」の構造』中編 • 「いき」の内部構造と現象学的方法『「いき」の構造』中編
「いき」の周辺概念と日本人の美徳『「いき」の構造』後編 • 「いき」の周辺概念と日本人の美徳『「いき」の構造』後編
□注釈と引用 *1 「いき」の構造 岩波文庫 P36~ *2 「いき」の構造 岩波文庫 P39~ *3 「いき」の構造 岩波文庫 P41~ *4 とはいえ、例えば合理と不合理のように、対概念となる二つの言葉には、必ず「先に存在していた語句」が存在し、その概念を否定するような言葉が次に生まれるという傾向があります。そのとき、基本的には最初にあった言葉に価値が付与されていることが多い。そういう意味で「野暮」という言葉は「意気」に対応して作られたと考えられ、その点において「野暮」は他者を皮肉るような意味を(「意気」よりも)多く含んでいる。九鬼は以上のように述べています。 *5 「いき」の構造 岩波文庫 P43~ *6 「いき」の構造 岩波文庫 P49 *7 「いき」の構造 岩波文庫 P30
□参考文献
「いき」の構造 他二篇 (岩波文庫) https://amzn.to/4a26RRG
「いき」の構造 (講談社学術文庫) https://amzn.to/47vMJWu
九鬼周造「いきの構造」 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫) https://amzn.to/3uB0sNc