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1月28日の社説は・・・  

2014-01-28 05:19:54 | 社説を読む
NHKの会長発言、農薬混入事件あたりが賑わすでしょう。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ NHK新会長―あまりに不安な船出
・ 日中と世界―歴史に学んでこそ

読売新聞
・ 春闘スタート 「好循環」を占う賃上げの行方
・ 日本史必修化 自国の軌跡を深く学びたい

毎日新聞
・ NHK会長発言 公共放送の信頼失った
・ 農薬混入事件 防止策示し懸念を拭え
 
日本経済新聞
・ 燃料のコスト抑え輸出競争力を高めよ
・ 「食の安全」を一から築き直せ

産経新聞
・ 日本とインド 米国を加えた協力加速を
・ 女性の活用 男性の理解こそ不可欠だ

中日新聞
・ NHK会長発言 公共放送の信頼損ねた 
・ 大相撲・遠藤 全国ファンの楽しみだ

※ NHK会長が3社、農薬混入も2社が取り上げました。

 ここでは読売を取り上げます。

「日本人としてのアイデンティティーを育んでいくためには、日本史の教育が欠かせない。」

 もちろんです。

「高校の「社会科」は、1989年の学習指導要領改定で、現行の「地理歴史」と「公民」に分かれた。地理歴史の中では、世界史が必修で、併せて、日本史か地理のいずれかを選択履修するという取り扱いになっている。
 その結果、高校生の3~4割は日本史を学ばないまま高校を卒業していると推定される。」 

 私自身、理系だったので、日本史は履修していません。

「世界史に代わって日本史だけを必修にすれば、小中高校を通じて外国の歴史に触れる機会がほとんどない生徒が出かねない。」

 もちろん、世界史ははずせません。中学校で、ほとんど学習していないからです。
 高校で日本史が必修になるなら、中学校世界史を厚くする必要があるでしょう。

「世界史と日本史がともに必修となれば、今度は地理を学ばない高校生が増えるかもしれない。地理歴史の総合科目を新設して、必修とすべきだという意見もある。」

 地理ももちろん必要です。
 結局、日本史、世界史、地理 のどれも、現行より学習内容を減らして、総合的に学習するのがベターだと思います。

 それぞれ学会があり、自分の領域の拡大を目指す気持ちはわかりますが、高校生レベルでは、バランスが求められるべきでしょう。
 



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