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9月10日の社説は・・・

2014-09-10 05:10:55 | 社説を読む
錦織選手の準優勝を取り上げる社があるか?

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 経団連と献金―民主政治に資するのか
・ 南アジア外交―対中牽制の苦い現実

読売新聞
・ 経団連献金関与 企業の政治参加を促す契機に(2014年09月10日)
・ 錦織圭全米準V 「世界一」は次にとっておこう(2014年09月10日)
 
毎日新聞
・ 全米テニス 歴史を刻んだ錦織選手 NEW (2014年09月10日)
・ 経団連再び献金 社会貢献とは言えない NEW (2014年09月10日)
 
日本経済新聞
・ 経団連と企業は献金の理由を丁寧に
・ 法科大学院の立て直しを急げ

産経新聞
・ 南沙埋め立て 中国の暴挙を放置するな
・ 錦織の全米準優勝 若き才能の開花に拍手を
 
中日新聞
・ 錦織躍進 「不可能はない」示した
・ デング熱 慌てず、万全尽くせ

※ 錦織選手を4社が取り上げました。
 やはりすごいことなんですね。

 今朝は経団連献金が並びました。

 朝日は厳しい目で見ています。
「政治献金を考える時、「そもそも論」も忘れてはならない。政官業の癒着の温床となってきた企業・団体献金をなくしていくため、税金による政党交付金を導入したのではなかったか。

 個人献金をどう増やすかという課題を含め、「政治とカネ」の全体の見取り図を欠いたまま、企業献金に力を入れるのは無責任だ。経団連の方針を「大変ありがたい」と受け入れる自民党も自民党である。」

 読売は前向きにとらえています。
「経済の主役である企業が、ルールを守った透明な献金を通じ、政治に参加する意義は大きい。」

「政界には、企業献金は不要とする意見もあるが、政党の運営費を、政治が使途を決める税金に、過度に依存する現状は問題が多い。企業や個人による献金の比率を高める方策を考えたい。」

 毎日は否定的です。
「大きな経済力で政治に影響力を及ぼすことは、健全な民主主義をゆがめるおそれがあり、政治改革に逆行する。時代錯誤の旗振りはやめるべきだ。」 

 日経は、意外に慎重です。
「米倉弘昌前会長の時にぎくしゃくした政権との関係を榊原会長が修復しようとするのは当然だ。しかし関係強化を追求するあまり、政治献金をめぐって企業が消費者や投資家から不信感を買えば、経済再生はむしろ遠のく。丁寧な説明を望みたい。」 
 
 いろいろな論があってこその自由主義・民主主義なのです。


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