昨日、丹葉フィールドワークの一員として、小牧市本庄にある、株式会社 馬印 へ訪問しました。
我々、学校関係者にはおなじみの、黒板や、チョーク、黒板消し、ホワイトボードなどを作っている会社です。
教員をやっていて、このチョークを知らない人はいないでしょう。
ただ、現在では、黒板 と ホワイトボードの出荷の割合は?
↓
↓
↓
↓
↓
↓
黒板1 に対して、ホワイトボード 9
そういう時代なのです。
飲食店でおなじみの、この黒板も馬印。
なぜ馬???
私は、競馬が好きなのですが、どうも関係はなさそう…。
創業者が午年だからだそうです。
初めに見せていただいたのが、このブログでも、何回も紹介している「ザ・メイキング」。
https://www.youtube.com/watch?v=TALaSN-cMVQ
私が一番好きなサイトかもしれません。
この動画は、この馬印の旧工場(小牧市入鹿新田)で撮影されたものです。
工場は移転しましたが、機械はそのまま移設しているので、製法は今と変わりません。
このサイトは、2014年以来、更新が止まっていましたが、
が登場しました。これからも期待です。
さっそく見学です。
木材加工や、金属加工、
ホワイトボードへのライン、文字の貼り付けなど
全て、職人技
機械化は、平成6年から始まった罫引システムぐらいで、他はほぼ昔からの手作業です。
上の写真も、中央にピタッと貼るのは、職人技です。
最も注目していた、チョークのつくり方も、たこ焼きみたいなもの。
「ザ・メイキング」の通りです。
この時の石膏と水の割合は、石膏 4、水 6だそうです。
これが違うと、書きづらい、消しづらいなどのトラブルが出るのです。
この後、チームに分かれて、体験をしました。
石膏混ぜ混ぜ体験、箱にチョークを詰める体験です。
混ぜ混ぜ体験の後、流し込んでできたチョークが…
これ、チョークです。
箱に詰めるのも人です。
何と、ちょうど100本になるのです。
まさに職人。
最後には、カタログと記念品をいただきました。
カタログはここから https://www.uma-jirushi.co.jp/web_catalog_2022-2023/
160ページを超える量です。
全体を通して、圧倒的なおもてなし力。
説明、案内も丁寧で、しっかりと説明していただきました。
仕事中にもかかわらず、皆さん、笑顔で対応してくれました。
最後のお土産や、クイズについての商品(同率1位が3人いた)の準備など、ありがたい限りです。
これからチョークを見るたびに、今日のことを思い出しつつ、感謝をこめて大切に使おうと思います。
布袋小学校のHPにも紹介されています。
https://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2310019