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1月4日の社説は・・・

2013-01-04 06:01:59 | 社説を読む
米国の「財政の崖」が回避されました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 企業の挑戦―個性に裏打ちされてこそ

読売新聞
・ 試練の世界経済 欧州危機の収束はまだ途上だ
  
毎日新聞
・ 2013年を展望する 強い経済は構造改革で

日本経済新聞
・ 米国は包括的な財政再建策の合意急げ
・ 原発事故の調査を継続せよ

産経新聞
・ 日米安保体制 「強い同盟」に立て直しを 日本自らリスクを負う時だ

中日新聞
・ 原子力の時代を超えて 年のはじめに考える

※ 朝日、読売、毎日と興味深い記事が続きました。

朝日「初の国産ジェット旅客機が、この秋にも大空を舞う。
 三菱重工業の子会社、三菱航空機(名古屋市)が開発する乗客100人以下の小型機、三菱リージョナルジェット(MRJ)だ。
 この市場は米ボーイングと欧州エアバスが牛耳る中大型機とは違い、参入余地が大きい。需要は5千機ほどに及ぶという。 」

「日本のモノづくりの粋であり、客先の航空会社からも機体への不安は聞かれない。
 ただ、旅客機はそれだけでは売れない。すでに330機を受注したMRJは「売る努力」の結晶でもある。」


読売◆財政再建緩めずに「統合深化」を◆
  ◆負の連鎖を断ち切れ◆
  ◆回避された米財政の崖◆
  ◆日中関係安定が重要◆


毎日「日本経済に対する衰退論は誇張されている。日本の過去20年間の経済のできばえは、他の先進諸国に比べて見劣りしない。」

「「停滞」といわれた時期にも生活レベルは改善し、失業率は低く抑えられてきた。格差は広がったかもしれないが、米国よりはるかに小さい。」

「中国と日本のどちらで暮らしたいか。生活レベル、社会サービスのレベル、平均余命などからみて答えは明らか。」

「日本はすでに十分豊かになり失業率も低い。社会は調和がとれ落ち着いている。しかも、1人当たりGDPは伸びている。不況に見えるが幸せなのだ。このため、現状に安住することを選び、きつい改革を望まなくなっている、と。
 今年私たちが問われているのは、この「幸せな不況」にどう向き合っていくか、である。これでずっとやっていけるなら「幸せな不況」も悪くない選択なのかもしれない。」


 産経、中日は、独自の主張を繰り返しています。

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