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市内巡りシリーズ-9- 草井の渡し

2009-08-03 06:03:15 | 郷土の歴史
今朝は、久しぶりに朝陽を見ました。今日は、多くの家で物干しに洗濯物が並ぶことでしょう。

 愛岐大橋の下流約300mに「草井の渡し」という渡船がありました。

 私も、一度だけ乗った記憶がありますが、本当に草井の渡しだったのか今ひとつ自信がありません。

 その歴史は古く、少なくとも鎌倉時代にはありました。
 この渡しが公に認めたのが秀吉です。
 小牧山合戦を機会に御墨付を与え、堤守や渡船の元締を任命しました。

 昭和5年に県営の渡船となりましたが、愛岐大橋の開通とともに廃止されました。

岐阜大学カリキュラム開発研究センターが作成している教育用マルチメディア素材情報の中に、「木曽三川の渡船場・港跡」というのがあります。
 その中の、「木曽川筋の渡船場・港跡」をクリックすると、木曽川にかつてあった、河口から美濃加茂辺りまでの渡船場や港跡が紹介されています。
 これらを順に訪ねていくだけでも、すばらしいフィールドワークになりそうです。
 草井の渡しも紹介されていますので、ぜひご覧ください。(リンク禁止ですので、検索してください。)

 これだけ陸運が発達すると、「活気ある草井港」と言われてもピンときませんが、草井にもかつて繁華街があったときくと納得です。

ところで、昨日の「天地人」は1592年の文禄の役、すなわち朝鮮出兵でした。景勝や兼続は、この戦のむなしさを感じていましたが、なぜ秀吉は朝鮮に兵を送ったのでしょうか?
 朝鮮出兵を考えることは、後の帝国主義を考えることにもつながります。

 後日、考えてみたいと思います。

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