今日は春分の日。
春分点を太陽が通過する日です。
春分点とは、天球上の黄道(太陽の通り道)と赤道との2つの交点のうち、太陽が赤道の南から北へ向かって横切る点のことです。
太陽がこの点を通過する日が春分の日です。
簡単に言えば、太陽が真東から昇って真西に沈みます。したがって、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
毎年、3月20~21日頃です。
今後20年間ほどは、閏年とその次の年が3月20日、その他の年が3月21日になると予測されています。
よく「暑さ寒さも( )まで」といいますが、( )の中の言葉は?
そう、「彼岸」です。
彼岸とは、春分・秋分を中日とした、前後各3日を合わせた7日間のことです。
春は牡丹の花になぞらえて「ぼたもち」、秋は萩の花になぞらえて「おはぎ」を作ります。
それでは、「彼岸」の反対は?
「此岸(しがん)」です。
彼岸があちら側の岸、此岸がこちらの岸という意味です。
それでは「彼岸」「此岸」は何の岸でしょう?
「三途の川」です。
三途の川のこちら側が人間の世界、煩悩の世界です。あちら側が、仏様の世界、悟りの世界、極楽浄土です。
宇治の平等院がこの考え方で造られています。
浄土思想で信じられている極楽浄土(阿弥陀如来が治める浄土の一種)は、西方の遙か彼方にあると考えられていました。
春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりです。
「此岸」から見ると、「彼岸」に当たる阿弥陀如来の真上に日が沈むのです。
心に極楽浄土を思い描き、浄土に生まれ変われることを願い念仏を唱えるのが浄土教の中心的な教えです。
「国民祝日に関する法律」を見ますと、春分の日は「自然を讃え、生物を慈しむ」とあり、秋分の日には「先祖を敬い、亡くなった人を忍ぶ」とあります。
まずはお墓参りですね。
春分点を太陽が通過する日です。
春分点とは、天球上の黄道(太陽の通り道)と赤道との2つの交点のうち、太陽が赤道の南から北へ向かって横切る点のことです。
太陽がこの点を通過する日が春分の日です。
簡単に言えば、太陽が真東から昇って真西に沈みます。したがって、昼と夜の長さがほぼ同じになります。
毎年、3月20~21日頃です。
今後20年間ほどは、閏年とその次の年が3月20日、その他の年が3月21日になると予測されています。
よく「暑さ寒さも( )まで」といいますが、( )の中の言葉は?
そう、「彼岸」です。
彼岸とは、春分・秋分を中日とした、前後各3日を合わせた7日間のことです。
春は牡丹の花になぞらえて「ぼたもち」、秋は萩の花になぞらえて「おはぎ」を作ります。
それでは、「彼岸」の反対は?
「此岸(しがん)」です。
彼岸があちら側の岸、此岸がこちらの岸という意味です。
それでは「彼岸」「此岸」は何の岸でしょう?
「三途の川」です。
三途の川のこちら側が人間の世界、煩悩の世界です。あちら側が、仏様の世界、悟りの世界、極楽浄土です。
宇治の平等院がこの考え方で造られています。
浄土思想で信じられている極楽浄土(阿弥陀如来が治める浄土の一種)は、西方の遙か彼方にあると考えられていました。
春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりです。
「此岸」から見ると、「彼岸」に当たる阿弥陀如来の真上に日が沈むのです。
心に極楽浄土を思い描き、浄土に生まれ変われることを願い念仏を唱えるのが浄土教の中心的な教えです。
「国民祝日に関する法律」を見ますと、春分の日は「自然を讃え、生物を慈しむ」とあり、秋分の日には「先祖を敬い、亡くなった人を忍ぶ」とあります。
まずはお墓参りですね。