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教権侵害による生徒懲戒、1学期は1800件

2011-09-16 06:42:45 | 日本を見つめる世界の目
韓国の学校が荒れています。

朝鮮日報より引用します。
http://www.chosunonline.com/news/20110915000054

韓国政府が全国の小中高校で全数調査を実施した結果、教諭に対する暴言・セクハラ・暴行などで教権(政治や外部から干渉されず、自主的に教育する権利)を侵害し、児童・生徒が懲戒処分を受けたケースは今年1学期だけで1800件近くに上ることが分かった。教権侵害の実態に関する全数調査が行われたのは、今回が初めてとなる。


 教育科学技術部(省に相当)が14日、国会教育科学技術委員会に所属するチュ・グァンドク議員(ハンナラ党)に提出した資料によると、全国の小中高校約1万1000校で、1学期に教権侵害で児童・生徒が懲戒処分を受けた件数は1795件に上った。


 今回の調査は、一定の基準を設けず各校に教権侵害の現況を報告するよう求める従来の方法とは異なり、生徒の懲戒状況を記録する各校の「懲戒台帳」を基準に実施した。教権侵害により、小・中等教育法施行令で規定された5種類の懲戒(校内奉仕、社会奉仕、特別教育履修、出席停止、退学)や各校の学則が定める懲戒を受けたケースが対象となる。従来の方法で調査された懲戒件数は、過去5年間で計1214件にとどまっている。


 1学期に起こった教権侵害を類型別に見ると、教諭への暴言や侮辱が1010件で最も多く、常習的な授業妨害が506件、教諭に対するセクハラが40件、保護者による教権侵害が36件、教諭への暴行が30件となった。


 このほか、虚偽の通報で学校に何度も警察を呼ぶ、携帯電話で教諭にわいせつなメールを送る、女性教諭を携帯電話で撮影する、授業中に性的な発言をする、教諭の髪の毛を引っ張るなどの行為で懲戒を受けた生徒もいた。


 地域別では、ソウル市が718件、釜山市が203件、大田市が152件、大邱市が93件となった。今回の調査結果について、教育科学技術部教員政策課のチョン・ソンフン事務官は「ソウルの学校では(腕立て伏せや校庭を走るといった)間接的な体罰も禁じているため、生徒を指導する手立てがない教諭たちが罰点制を厳しく施行し、罰点が累積して懲戒処分を受けた生徒が多い」との見方を示した。


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