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シェムリアップみてある記 -8-

2015-08-19 06:03:27 | 取材・旅行


カンボジアのシェムリアップを訪問して見聞きしたことを、社会科教師流に報告します。

こども・教育関係は、「校長日記 - カンボジアのこどもたち」で連載していますので、併せてご覧ください。

今日は、その他のアンコールトム です。

バイヨンの回廊の壁画はまだまだありますが、次へ移りましょう。

再び、全体図を見てください。



まずはバプーオン


バイヨンのすぐ北に位置する、「隠し子」という意味の名をもつ寺院です。

ピラミッド型の三層構造で、かつてはもっと高かった(バイヨン以上に)と言われています。

このバプーオンは、ウダヤディティヤヴァルマン2世の頃、11世紀中ごろに作られたヒンドゥー教シバ派の寺院です。
すぐ南にあるバイヨンは仏教寺院でしたね。それより先にすでにあったのです。

ひときわ目立つのが、空中参道。



約2mの円柱が、3列に並べられています。


遺跡の裏に回ると、寝釈迦像が見えます。
後世に、仏教徒が作ったものです。

私は見ていませんので、その写真が載っているサイトを紹介します。

http://angkor.siniaryoko.com/baphuon.html

バプーオンを北に出ると、王宮があります。

その入り口が


王宮は残っていませんが、その東にピミアナカス があります。

バプーオンより前の11世紀初頭に作られたヒンドゥー教寺院です。

南から見ると


東から見ると


真東正面から見ると


急な階段があり、登ることができます。


その東側に、南北に像のテラスがあります。

北(ライ王のテラス方面)


南(バイヨン方面)


テラス北側の三つの頭をもつ象


三つの頭をもつ象は、アンコール遺跡ではたびたび見かけます。
アイラーヴァダと呼ばれる、ヒンドゥー教の神話に出てくるもので、神々の王、インドラ天(帝釈天)を乗せて、宇宙を自由自在に駆けめぐります。

ライ王のテラスを南から見ると


テラスのライ王です。

もちろんレプリカで、本物はプノンペンの国立博物館にあります。
閻魔大王と言われています。

テラスは、高さ約6m、長さ約25mで、阿修羅や女神、ナーガも見ることができます。





テラス前には土産物店が・・・






運転手が休んでいます。



次回は、いよいよトンレサップ湖 水上生活です。

このブログでのシリーズ記事は・・・
シェムリアップみてある記 -1-
シェムリアップみてある記 -2-
シェムリアップみてある記 -3-
シェムリアップみてある記 -4-
シェムリアップみてある記 -5-
シェムリアップみてある記 -6-
シェムリアップみてある記 -7-
シェムリアップみてある記 -8-
シェムリアップみてある記 -9-
シェムリアップみてある記 -10-
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シェムリアップみてある記 -12-
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シェムリアップみてある記 -18-
シェムリアップみてある記 -19-
シェムリアップみてある記 -20-
シェムリアップみてある記 -21-
シェムリアップみてある記 -22-
シェムリアップみてある記 -23-
シェムリアップみてある記 -24-
シェムリアップみてある記 -25-
シェムリアップみてある記 -26-
シェムリアップみてある記 -27-
シェムリアップみてある記 -番外編1-
シェムリアップみてある記 -番外編2-

このブログでの他のシリーズは・・・
さわやか中欧 見てある記 -1-
ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-

タイ・バンコク 見てある記-1-


香港に来ています

台湾レポート-1-
平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-

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