あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

平成25年度北方四島交流訪問事業 - 図書館見学 -

2018-08-09 06:05:38 | 北方領土関係
5年前に行った色丹島の報告を再掲しています。
直接見聞きしたことをご覧ください。
少しでも北方四島についての理解につながれば幸いです。

※ この色で書いたものは、平成28年、平成30年に書き足したものです。
-------------------------

平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告14回目です。
 個人的な見解や誤解も含まれるかもしれませんので、引用にはご注意ください。
 今日は、図書館見学 です。

 8月3日(土)、15:15~15:50、色丹島の図書館を見学しました。
 図書館といっても、ご覧のようにプレハブです。


 1994年の北海道東方沖大地震の際、日本の援助で大量に集まった支援物資を受け入れるためのプレハブを建てました。
 前の図書館は、地震で崩壊したそうです。

 プレハブを建てたのも日本の援助だと記憶しています。
 
 説明は、イスーポワ司書です。他に2人の司書がいます。


 「3人の子どもがいたので、人道援助は助かった」と言っていました。

 援助物資もなくなったので、図書館にしたそうです。



 蔵書数は、23,000冊。上の階は、ネットにも繋がっているそうです。



 色丹、歯舞諸島です。



 内部の様子です。











 地図が貼ってありました。


 本を見ています。


 絵本コーナー


 愛知の池田さんは、誕生日を祝ってもらいました。

 色丹の人は、情に厚いと感じました。

 文学作品はよいが、科学系の本は古いのが悩みということでした。確かに古い本が多いようです。


 学校にも図書館があるので、読書量は多いと言っていました。

 確かに、人口千人あまりの規模で23,000冊。

 人口10万の都市なら2,300,000冊に匹敵します。

※ 日本の学校図書館の平均蔵書冊数は、2016年度分では小学校で1万0217冊、中学校で1万1916冊、高等学校で2万7561冊でした。 

 この数字を見ると23,000冊は多く感じませんが、学校の図書館と比べると、ここの方がはるかに多く感じました。

 熱いおもてなしに感激しました!


このブログでのシリーズ記事は・・・
平成25年度北方四島交流訪問事業 -古釜布湾-
-古釜布湾2-
-穴澗湾 船中研修 -
-穴澗桟橋上陸 -
-歓迎式 -
- 穴澗初等中等学校視察 その1-
- 穴澗初等中等学校視察 その2-
- 穴澗初等中等学校視察 その3-
- インペリアルでの昼食 -
- 交流行事アトラクション -
- 意見交換会 その1 -
- 意見交換会 その2 -
- 意見交換会 その3 -
- 図書館見学 -
- 色丹島穴澗発電所見学 -
- 8月3日の夕食 -
- 稲茂尻視察 -
- 稲茂尻墓地墓参 -
- 斜古丹墓地墓参 -
- ホームビジット -
- サッカー大会 -
- 穴澗商店視察 -
- 夕食交流会 -
- 別れ ~ 出航 -
- 根室へ -
- 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター -
- 日本地図 -
- 出 発 前 -

このブログでの他のシリーズは・・・
さわやか中欧 見てある記 -1-
ベトナム・ホーチミン みてある記 -1-
タイ・バンコク 見てある記-1-
シェムリアップみてある記 -1-
香港に来ています
台湾レポート-1-

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。