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6月3日の社説は・・・ 将棋タイトルの違いは?

2023-06-03 05:30:10 | 社説を読む
藤井名人が続くでしょう。
 
・ 少子化対策 安定財源の議論から逃げるな
・ 藤井竜王七冠に 金字塔まで一気に駆け上るか
 
・ 藤井新名人 棋士たちの沈黙に学ぶ
・ 子ども政策 支え合いから逃げるな
 
・ 首相襲撃で警察報告書 演説の安全守るルールを
・ 藤井最年少名人の誕生 将棋界変えた努力の天才
 
・ 少子化を克服する道筋も財源も見えない
・ GX電源法を安定供給の糧に
 
・ 「1.26」の危機 少子化対策の効果高めよ 首相は歳出改革に指導力を
 
・ 少子化対策財源 世代間対立は避けねば
・ 登山道協力金 山小屋頼みはもう限界
 
※ 昨日と併せて、5社が藤井名人を取り上げました。
 
ただ、一言。
マーク・スピッツは、1972年のミュンヘン・オリンピックで、100メートル自由形、200メートル自由形、100メートルバタフライ、200メートルバタフライ、400メートル自由形リレー、800メートル自由形リレー、そして400メートルメドレーリレーの7種目で金メダルを獲得しました。
この7冠はわかります。種目が違うから・・・・。
 
将棋界のタイトルは、持ち時間で差が違います。
 
「8大タイトル」とは棋聖戦、竜王戦、王位戦、王将戦、棋王戦、王座戦、名人戦、叡王戦。
 
棋聖戦は、全てのプロ棋士(以下、全棋士)と女流棋士2人が参加するタイトル戦だ。1次・2次予選をトーナメントで行い、その勝ち上がり者とシード棋士16人で決勝トーナメント、最後にその優勝者と棋聖が5番勝負を行う。タイトル戦の持ち時間は、4時間

 藤井棋聖が現在挑戦中の「王位戦」。はじめに全棋士と女流棋士2人でトーナメント形式の予選を行う。勝ち上がった人とシード棋士4人により、今度は紅白2ブロックに分けてリーグ戦を行う。同率首位の棋士が複数でた場合はプレーオフ。紅白の優勝者で挑戦者決定戦を行い、その勝者が王位と7番勝負を行う。タイトル戦7番勝負は、2日制で8時間だ。

   将棋界最高のタイトル戦とされる「竜王戦」は、全棋士と女流棋士4人・奨励会員1人・アマチュア5人で行われる。1組から6組に分けてトーナメント戦を行い、各組上位者の計11人による決勝トーナメントで挑戦者を決める。挑戦者は竜王と7番勝負で、ここでの持ち時間は8時間となる。

 「王将戦」は、全棋士で1次・2次予選トーナメントを行い、その勝者とシード棋士4人でリーグ戦。ここで同率首位の棋士が複数出た場合は、原則として順位上位2人の棋士によるプレーオフ。リーグ優勝者と王将が持ち時間8時間の7番勝負を行う。

   「棋王戦」は、全棋士に加えて女流名人、アマチュア名人も参加する。予選をトーナメントで行い、その通過者とシードで本戦トーナメントを行う。本戦は、ベスト4以上は2敗失格制となり、敗者復活戦がある。勝者組優勝者と敗者復活戦優勝者で2番勝負の挑戦者決定戦を行い、前者はどちらか1勝、後者は2連勝すると棋王への挑戦権を獲得。持ち時間4時間で、5番勝負のタイトル戦を行う。

   「王座戦」の参加者は、全棋士と女流棋士4人。1次、2次予選トーナメントを勝ち抜いた棋士とシード棋士の16人で挑戦者決定トーナメントを行う。これに勝った挑戦者が、王座と5番勝負を行う。持ち時間は5時間

   「名人戦」では、順位戦に参加しない「フリークラス」を除いた棋士を、A級・B級1、2組・C級1、2組の5つの組に分けてリーグ戦を行う。A級同率首位の棋士が複数出た場合は、同率の棋士全員によるプレーオフ。A級優勝者と名人が、持ち時間9時間で7番勝負を行う。

   「叡王戦」は最も新しいタイトルだ。全現役プロ棋士に加え、主催者の推薦で決定する女流棋士とアマチュア各1人が出場する。段位別予選と本戦を勝ち抜いた2人が決勝7番勝負を行い、先に4勝した棋士が「叡王」の称号を獲得する。なお2018年度の第4期以降は、本戦優勝者が叡王への挑戦権を獲得する形となっている。   持ち時間は、決勝7番勝負は変則的で、第1・第2局は、1時間・3時間・5時間の3つのうち一つを先手の棋士が選択する。第3・第4局では後手の棋士が、先手が選ばなかった2つのうちの1つを選択し、最後の1つが第5・第6局での持ち時間となる。最後の第7局は6時間だ。

 
 
 
 
 
 

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