８月２８日の社説は・・・

今日もテーマが分かれそうです。

朝日新聞
・　成人年齢１８歳　見切り発車はよくない
・　企業とＳＤＧｓ　業務を見直す機会に

読売新聞
・　農業支援法　全農の改革への姿勢が重要だ（2017年08月28日）
・　水道管の老朽化　広域連携で運営基盤の強化を（2017年08月28日）

毎日新聞
・　高齢者の消費者被害　泣き寝入りさせぬ対策を
・　公営住宅への石綿使用　実態把握と説明を早急に

日本経済新聞
・　再生可能エネルギーを着実に伸ばすには
・　衛星生かし精密農業の推進を

産経新聞
・　エネルギー計画　原発新増設を明確に示せ
・　過去の性病と侮るな　梅毒、２０代女性患者が急増中　国内患者数６年間で７倍超

中日新聞
・　国際科学五輪　若い頭脳を応援したい
・　医師の働き過ぎ　健康でこそ命預かれる

※　いろいろなテーマがあるものです。

読売です。
「水道管の老朽化が全国で深刻な事態となっている。４０年の法定耐用年数を超えた管が、総延長の１割以上に上る。交換されるのは年間１％に満たず、破裂や漏水などの事故が数万件起きている。

　政令市の中で最悪の大阪市では４０年超が４割に上る。総延長５２００キロのうち、更新は年間７０キロにとどまる。２０１５年度の漏水は２４００万キロ・リットルに達した。断水も増えている。

　厚生労働省の有識者会議が、「遠くない将来、国民生活に重大な影響を及ぼす」と警告したのを真剣に受け止めねばならない。」

朝日の「１８歳成人」は、前からわかっていたことです。
水道管の老朽化も、前からわかっていたことです。
備えたかどうか、これからそうすればよいのかということだけです。
それが難しい・・。


日経です。
「買い取り制度は消費者が割高なコストを肩代わりすることで、競争力で見劣りする再生エネルギーに「ゲタを履かせている」状態だ。だが、17年度の買い取り費用は２兆円を超える見通しだ。

　量の拡大と国民負担の抑制の両立を探らねばならない。そのためには、再生エネルギーのコスト競争力を高め、自立を促す仕組みに制度を変えていく必要がある。」

「再生エネルギーは温暖化ガスを出さない国産のエネルギーだ。最大限増やしていきたい。自立したエネルギー源として育てる取り組みを続けていかねばならない。」

未だに下駄に２兆円もかかるようでは当初の計画と違います。
誰かがもうけすぎている？あるいは、価格競争が起きていない？
研究が遅れている？
「自立を促す仕組み」が重要です。