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『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ 』立石 美津子

2017-08-28 05:43:46 | MY BOOK
『1人でできる子が育つ「テキトー母さん」のすすめ 』立石 美津子 を紹介します。

まず、この著者自身の生い立ちに驚かされます。
基本的に、著者の経験に基づいた話で、共感できます。

「6歳までの子育て」と書かれていますが、いやいや、そのエッセンスはその先も十分に生かすことができます。

内容紹介です。

「テキトー母さん」になれば、子どもが自立する&お母さんもラクになる!
イラストで楽しく読める、6歳までの子育て45のルール。

【こんなお母さんに読んでほしい本です】
◎完璧主義のお母さん
◎「あなたのためを思って」が口グセの過保護なお母さん
◎「一番にならないとダメだ」と思っているお母さん
◎自分が果たせなかった夢を子どもに託しているお母さん
◎子どもの短所がたくさん目についてしまうお母さん
◎できない時だけ叱り、できた時に褒めないお母さん

【親も子どもも幸せになる! 「テキトー母さん」6か条】
1期待しない 4ママ友と群れない
2他の子どもや兄弟と比較しない 5育児本に頼らない
3親バカになる 6世界中を敵に回しても子どもの味方になる>

書店やネットには、「ほめて育てよ」「頭がよくなる子育て」「思いやりのある子に育てるには」……などなど、
「○○しなければいけない」という情報がたくさん載っていますから、つい焦ってしまいますよね。
でも、そういう「理想のママ」や「理想の子ども」を追いかける子育てが、不幸な子どもを生むのです。

私は、長年の教育現場での経験を通して、
「完璧主義ではなく、テキトーに育てることが、人生のスタート地点で自己肯定感を確立させ、幸せな人生を送ることにつながる」
ということを確信するようになりました。

子育ての目的は「自立」。そして自立するために一番大切なことは、自分を好きでいること。
自分を好きで自信を持てるからこそ、どんな辛い事があっても、それを乗り越え、人生を切り開いていくことができるのです!

《言葉編》
・「努力は報われる」と言わない→過程を認めてあげる
・「偉いね」「お利口だね」と言わない→感謝するだけでOK!
・「ごめんなさいは!?」と言わない→謝罪は本当に悪いことをしたときだけ
・お父さんに言いつけない→報告するのはいいことだけ

《お勉強編》
・「考えること」を強要しない→自分で考えたように錯覚させよう
・テストの結果を気にしない→アウトプットできるまで待てばいい
・難しい漢字を書かせない→ただ見せるだけでOK
・算数は「数字」で教えない→お金を触らせよう

《しつけ:おうちの中編》
・「我が家の教育方針」にこだわらない→間違ったら子どもにも素直に謝ろう
・短所を指摘しない→魅力はとらえ方次第!
・「やらない理由」を追及しない→自作自演しよう
・食事中に細かくしつけしない→大切なのは、美味しく楽しく食べること!

《しつけ:お出かけ編》
・子どものケンカに口を出さない→温かく見守れば大丈夫
・子どものわがままに踊らされない→親の対応次第!
・習い事を無理に続けさせない→子ども自身に決めさせよう!
・子どもに高すぎるものを買わない→ご褒美より喜びを感じさせよう

《おかあさん自身の行動編》
・ママ友に同調しない→ブレない親に子どもは学ぶ
・子育てのために自分を犠牲にしない→たまには逃げてOK!
・連絡帳のコメントを気にしない→先生は想像以上にたいへん!
・どんな子どもが生まれても受け入れる→否定する方が遥かに不幸

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