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8月16日の社説は・・・

2018-08-16 05:32:22 | 社説を読む
テーマは分かれるか。または終戦の日がらみか。

朝日新聞
・ 戦没者追悼 「深い反省」突きつめて
・ JR北海道 地域の足を守るには

読売新聞
・ 戦後73年 未来志向の外交を戦略的に(2018年08月16日)
・ トルコショック 危機の回避へ冷静に対処せよ(2018年08月16日)

毎日新聞
・ 平成最後の戦没者追悼式 悲しみ新たにする大切さ
・ 文大統領の光復節演説 南北協力は国際協調下で

日本経済新聞
・ データ社会3.0 世界と競える利用基盤をつくろう

産経新聞
・ 韓国「慰安婦の日」 関係改善に逆行するのか
・ 容疑者逃走 警察は大失態を猛省せよ

中日新聞
・ 不戦の思いを次世代に 終戦の日の言葉から

※ 5社が終戦の日にちなんでいます。

朝日が丁寧に言葉を拾っています。
「終戦記念日のきのう、東京で全国戦没者追悼式が開かれた。来年4月末で退位することが決まっている天皇陛下が、最後の「おことば」を述べた。

 30回を数えるおことばの趣旨や表現は大筋同じだが、細かく見るといくつか変化がある。

 まず即位後初の1989年の式典から「尊い命(後に「かけがえのない命」)を失った数多くの人々」と、命の大切さを説く言葉が使われた。戦後50年を迎えた95年には「歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い」と、日本が歩んだ道を忘れない姿勢が示され、以後引き継がれてゆく。

 そして戦後70年の2015年夏。「過去を顧み、さきの大戦に対する深い反省と共に」と、「深い反省」の4文字が盛りこまれた。締めくくりとなったきのうは、「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、ここに過去を顧み、深い反省とともに」だった。

 おことばは内閣の補佐と責任の下で決まる。だが、11歳で敗戦を迎え、内外の戦没者を追悼する旅を重ねてきた陛下の思いが、そこには込められている。

 「かけがえのない命」「歴史を顧み」「深い反省」――。これらの言葉が意味するものを、いま一度、胸に刻みたい。」

読売です。
「日本は戦後、日米同盟と国際協調を外交の礎にしてきた。政府開発援助や自衛隊の海外での活動は、高く評価されている。

 世界は地域紛争やテロ、貧困など今なお多くの課題を抱えている。途上国の復興や人道支援などに日本は主体的に取り組むことが求められる。世界の安定と発展に貢献するのが責務だ。

 安倍内閣は戦後70年の首相談話で、先の大戦を「侵略」と認め、反省とおわびを表明した。歴史認識の問題に一定の区切りをつけた意味は大きい。

 2016年には当時のオバマ米大統領が広島を訪問し、首相は真珠湾で「不戦の誓い」を述べた。日米両政府が和解に向けた努力を重ねた成果である。

 平和国家としての歩みを国際社会に適切に伝える。そうした地道な取り組みも欠かせない。」

評価すべきところは評価する。
そう思います。


毎日です。
「来年からは、即位する皇太子殿下がおことばを述べられる。平成の時代に培われた象徴天皇と国民が共有する戦没者追悼の心を、次の時代も大切に受け継いでいきたい。」

皇太子は私と同年代。
どう語るのでしょうか。

日経です。
「まず1990年代にパソコンが普及し、デジタルのデータが身近になった。次の変化はネットの普及だ。データを動かす速度が上がり、コストは大幅に下がった。IoTや人工知能(AI)といった技術革新は過去2回に続くデータ社会の大きな転換点となる。

 「データ社会3.0」ではあらゆる分野で競争の構図が大きく変わる可能性が高い。」

用語「データ社会3.0」。今後、使われていくのでしょうか。


産経です。
「韓国政府は今年から8月14日を法定記念日の「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」(慰安婦記念日)とした。10日には「日本軍慰安婦問題研究所」を発足させ、日韓合意の「即刻、無効化」を唱える大学教授を所長に起用した。

 2015年12月の日韓合意を忘れてもらっては困る。合意で両国政府は慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した。「互いに非難、批判することは控える」ことも約束した。」

昔から、力のない為政者は、前の人の業績を壊してから新しいものをつくるのです。
トランプも同じです。



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