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6月22日の社説は・・・

2013-06-22 05:31:27 | 社説を読む
いじめ防止法が成立しました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 自民党の公約―有権者を甘くみるな
・ 大飯原発―関電は規制委に従え

読売新聞
・ 米核軍縮提案 中国の核増強にも目を向けよ
・ 子宮頸がん ワクチンの情報提供を丁寧に

毎日新聞
・ いじめ防止法 学校は真に変われるか
・ 米の量的緩和 正常化の試練いよいよ
 
日本経済新聞
・ 企業は株主の声生かし改革加速を
 
産経新聞
・ 自民党公約 国家の再生へ具体像語れ
・ オバマ核軍縮 同盟国の抑止力損なうな

中日新聞
・ 世界遺産登録 富士に学ぶ日本の文化
・ いじめ防止法 社会全体で見守りたい

※ 毎日です。

「いじめ防止対策推進法が成立した。いじめは個別の特異な現象ではない。誰にでも、どこにでも起きることと改めて肝に銘じ、取り組みを学校教育の活性化にも生かしたい。」

「文部科学省は今後、法に基づき「いじめ防止基本方針」を定め、地方自治体はこれを参考に「地方いじめ防止基本方針」を定める。」

「文部科学省は今後、法に基づき「いじめ防止基本方針」を定め、地方自治体はこれを参考に「地方いじめ防止基本方針」を定める。」

中日です。

「いじめは単なる人間関係のトラブルではなく、決して許されない反社会的行為である。この法律の最大の意義は明確にそう位置づけた点にあるだろう。」

「子どもは、いじめは悪いと知っている。規範意識を養うのも大事かもしれないが、肝心なのは、いかに早くいじめの芽を摘み取り、深刻化を食い止めるかだ。」

「背後に潜んでいるかもしれない貧困や虐待、障害への目配りも大切だ。」

 もっともですが、「作ったから、後はなんとかしろ」的な感がぬぐえません。

 まだ、いじめの定義が曖昧です。「いじめ」と「犯罪」の区別ができていないないのです。
 金品をゆすりとる、集団で暴力をふるうまで、いじめに入っています。これは、恐喝や、集団暴行であり、犯罪です。
 犯罪は、法律で禁止され、警察が対処するものです。

 いじめは、法律の手前、モラルの問題です。
 そして、これは子どもだけでなく、大人も問題なのです。

 たとえば、いじめ報道。あれは、マスコミによる学校や教育委員会へのいじめではないのでしょうか。

 違反ではない? そう、だからモラルの問題なのです。 
 

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