あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

『日本のピアニスト~その軌跡と現在地』本間ひろむ (光文社新書)

2023-05-10 06:30:32 | 音楽雑感&関連サイト

『日本のピアニスト~その軌跡と現在地』本間ひろむ (光文社新書)

女優と
ピアニストは
職業ではない――。

中村紘子、内田光子、フジコ・ヘミングから
舘野泉、小山実稚恵、辻井伸行、上原彩子、
藤田真央、牛田智大、角野隼斗、反田恭平、小林愛実まで――。
その軌跡を辿りながら、「日本の新しいピアニスト像」までを射程に入れて考察。


「まえがき」より

女優とピアニストは職業ではない。

女優は生まれながらにして女優であり、

ピアニストは生まれながらにしてピアニストなのである。

(中略)

それでもピアニストになりたい、と願う若者はこの国にはたくさんいる。

何なんだろう、ピアニストという響きが放つこの魔力は。

その一方で、音大生なのに鬼火ひとつ満足に弾けない人が大勢いるのはどうしてだろう!?

◎ 目次

【序 章】鹿児島〜浜松−―オルガンからピアノへ

【第1章】横浜、そして上野――日本人ピアニスト誕生と東京音楽学校

【第2章】上野の森、あるいは調布――東京藝大と桐朋学園

【第3章】浜松――ヤマハとカワイの出生地

【第4章】ロンドン、ベルリン、あるいはヘルシンキ――海外で活躍するピアニスト

【第5章】ワルシャワ――ショパンの聖地で輝いた若者たち

【終 章】東京、奈良、そしてサイバー空間――日本のピアニストの現在地

【付 録】日本のピアニスト・ディスコグラフィ30

◎ 著者プロフィール

本間ひろむ(ほんまひろむ)

1962年東京都生まれ。批評家。大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退。

専門分野はクラシック音楽評論・映画批評。

著書に『ユダヤ人とクラシック音楽』『アルゲリッチとポリーニ』(以上、光文社新書)、

『ヴァイオリンとチェロの名盤』『ピアニストの名盤』『指揮者の名盤』(以上、平凡社新書)、

『3日でクラシック好きになる本』(KKベストセラーズ)ほか。

新聞・雑誌への寄稿のほか、ラジオ番組出演、作詞作曲も手がける。

 

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。