“なぜ今?”イスラエルとハマスが停戦合意に至ったワケ
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要約してみます。
イスラエルとハマスは15日、停戦と人質の解放に合意しました。この合意は、2023年10月7日にハマスが行った奇襲攻撃に端を発し、以降の戦闘でガザ地区では4万6000人以上が死亡し、住民の約9割が避難を余儀なくされるなど、人道危機が深刻化していました。
停戦合意に至った背景には、ハマスの孤立化があり、イスラエル軍による幹部の殺害や、ヒズボラの指導者の死が影響を与えました。また、アメリカのトランプ次期大統領が就任前に両者に圧力をかけたことも要因の一つです。
しかし、停戦が実際に守られるかは不透明で、過去にも短期間の合意が破られた例があります。停戦が維持されても、ガザの復興には長い時間がかかると見込まれています。停戦合意の報道を受けて、ガザ住民からは喜びの声が上がり、EUなどもこの合意を歓迎しています。まずは19日からの6週間の停戦が守られることが重要です。
これに反対する勢力も
イスラエル、17日にガザ停戦承認の閣議開催へ 極右反対で延期
https://www.cnn.co.jp/world/35228355.html 2025.01.17 Fri posted at 06:29 JST
ただ、閣議で停戦合意が承認されるかは見通せない。スモトリッチ財務相が率いる極右政党「宗教シオニズム」は16日、停戦の第1段階後に戦闘を再開しなければ連立から抜けるとの意向を表明した。そうなった場合、政権が崩壊することにもつながりかねない。
同党は戦闘を再開するとの約束をネタニヤフ氏に求めるかどうかは明らかにしていない。
また、極右のベングビール国家安全保障相も連立政権からの離脱をちらつかせている。
スモトリッチ氏とベングビール氏の各党の議席は少数だが、合計すると14議席と連立政権の存続に影響を及ぼし得る。
予断は許しません。