５月１９日の社説は・・・

１億総活躍社会プランがならぶか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　会期末の国会　議論不発で参院選へ
・　１億総活躍　具体化への道筋示せ

読売新聞
・　党首討論　岡田氏は護憲を貫くつもりか（2016年05月19日）
・　ＧＤＰプラス　企業と家計の不安払拭を急げ（2016年05月19日）

毎日新聞
・　ＧＤＰプラス　「好循環」には依然遠い
・　１億総活躍プラン　実現への確証はあるか

日本経済新聞
・　生産性上げる働き方改革を促せ

産経新聞
・　１～３月期ＧＤＰ　萎縮せず成長基盤を築け
・　１億総活躍プラン　画餅に終わらぬ財源示せ
　　
中日新聞
・　党首討論　失敗認め増税延期せよ
・　１億活躍プラン　実行、実現への道筋は？

※　１億活躍プランが並びました。

朝日は消費税上げを主張しています。

「　まずは消費税率を予定通り１０％に上げる。それでも財源が不足する現状を直視し、国民が納得できる確保策を示した上で、一つずつ着実に実行していく。それが責任ある態度である。」


毎日です。

「政府は１億総活躍社会のプランを発表した。非正規労働者の待遇改善、長時間労働の是正、保育士や介護士の賃上げなどが並ぶ。これまで社会保障政策は高齢層に偏っており、若年層に焦点を当てた包括的な改革案の方向性は評価できる。」


日経です。
「　勇ましい名前のわりには物足りなさが否めない。政府がまとめた「ニッポン一億総活躍プラン」のことだ。

　子どもを産み育てやすい環境を整え、仕事と介護を両立させ、高齢になっても働き続けられる社会をめざすとの趣旨に異論はない。少子化対策や働く人を増やすことは、人口減少という供給面の制約を乗り越え、日本経済の潜在成長率を高めるために欠かせない。」

次が注目です。
「　長時間労働の是正策は、十分かつ持続的な効果があるかが問われる。労働基準監督署が立ち入り調査に入る際の残業時間の目安を１カ月100時間から80時間に下げるとしたが、こうしたやり方には限界があろう。」

ほんとどの学校が対象になります。


産経です。産経も財源不足を挙げています。
「今後は、列挙した政策を実現する具体的な方策を示し、優先順位を付ける必要がある。とりわけ説明を求めたいのは、安定財源をどう確保するかである。「アベノミクスの成果を活用する」というだけでは、確実な財源としてカウントできない。」


中日は増税延期を求めています。
「きのう行われた党首討論で、野党各党の党首は来年四月の消費税率１０％への引き上げを見送るようそろって求めた。安倍晋三首相は経済運営の失敗を認め、増税見送りを政治決断すべきではないか。」