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1月10日の社説は・・・

2018-01-10 05:31:48 | 社説を読む
南北会談、慰安婦問題と大きなことが2つありました。

朝日新聞
・ 慰安婦問題 合意の意義を見失うな
・ 米ヘリ不時着 日本政府の重大な責任

読売新聞
・ 日韓慰安婦合意 文政権が骨抜きを謀っている(2018年01月10日)
・ 阪大入試ミス 問題作成に過信はなかったか(2018年01月10日)

毎日新聞
・ 阪大出題ミスで30人不合格 事後対応の遅れを教訓に
・ 南北対話2年ぶり始まる 危機打開に資する戦略を

日本経済新聞
・ 原油価格の急変に警戒を
・ 「中西経団連」は政治との距離を適切に

産経新聞
・ 皇位継承 よき式典でお祝いしたい
・ 慰安婦「新方針」 日本に甘えるのはやめよ

中日新聞
・ 南北高官会談 粘り強く、一歩ずつ
・ 米軍ヘリ不時着 基地集中が招いた危険

※ 慰安婦問題が3社、南北対話2社、阪大・米軍不時着2社でした。

朝日です。
「日本側に再交渉を求めない。康京和(カンギョンファ)外相が、そう明言したのは賢明である。この合意は、両政府が未来志向の関係を築くうえで基盤となる約束だ。

 ところが一方で、合意の根幹である元慰安婦らへの支援事業は変更する方針を示した。

 日本政府から拠出された10億円は、韓国政府が同額を支出し、日本の拠出金の扱いは「日本側と今後協議する」という。

 支援事業のために設立された財団の運営については、元慰安婦や支援団体などの意見を聞いて決めるとしている。」

結局、大統領の公約と日本との関係の両方の顔を立てた苦肉の策なのでしょう。

産経です。
「康氏は「両国間の公式合意だったという事実は否定できない」とも述べた。それならまず、やるべきことをやってもらいたい。

 ソウルの日本大使館前の慰安婦像撤去に努力すると約束しながら果たされていない。像は、慰安婦について旧日本軍が強制連行した「性奴隷」などと歴史をゆがめ、日本を非難する運動の象徴である。放置は許されない。

 新方針では、財団に韓国政府が日本の拠出金と同額予算を出すことを表明した。

 日本がすでに拠出した10億円の扱いは今後協議するというが、日本側がこれに乗る必要はない。

 康氏は「被害者が望んでいるのは自発的かつ心からの謝罪だ」とも述べたが、それを含めての合意である。

 そもそも戦後補償問題は個人補償を含め、昭和40年の日韓協定で解決済みだ。その後も日本はできる限りのことをしてきた。」

その通りです。



毎日です。
「北朝鮮は、来月開かれる平昌冬季五輪に参加すると表明した。選手だけでなく応援団や高官級を含む大規模な代表団を派遣するという。」

「北朝鮮の最終的な狙いは核問題をめぐる米国との交渉だ。

 トランプ米大統領は南北対話を歓迎し、金委員長と自ら対話する可能性まで口にした。政権の一致した見解か疑問は残るものの、北朝鮮としては気になる発言であろう。

 そうであるならば、米韓の連携強化は南北対話における韓国の交渉力を高めるということになる。文政権には日米と緊密に連携し、北朝鮮が対話に出てきた今回の局面を危機打開につなぐ戦略を作ることが求められている。」

一歩前進ですが、核放棄にはつながらないようです。

中日です。
「これでは、北朝鮮が対話に応じたのは、国際的な圧力をかわすための時間稼ぎや、韓国からの支援を狙っているのではないかと疑わせる。

 このまま南北間の対話や事業をいくら進めても、問題は解決しないし、五輪終了後には、緊張が再燃してしまうかもしれない。

 韓国は、北朝鮮との交渉を急がず、姿勢を変えさせるための交渉を着実に続けてほしい。」

その通りです。

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