《 番外編;15 》生活のリズムをつくろう
いよいよこのシリーズも今日で最後。
明日からは、5時25分に社会科の勉強法を紹介します。
今日は、勉強の基本中の基本、「早寝、早起き、朝ごはん」です。
いわゆる、規則正しい生活とバランスのとれた食事ということです。
これまでのいくつかの調査で、「早寝、早起き、朝ごはん」と学力には相関関係があると言われてきました。
全国学力・学習状況調査の結果でも、はっきりと出ています。
ここでは、バランスの取れた食事についてふれます。
当たり前ですが、人間の体は口から摂取したものだけからつくられます。脳も例外ではありません。
脳に必要なものは何でしょう?
第一にブドウ糖です。
脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖で、ご飯やパンなどの炭水化物を分解してできます。
体はエネルギーを脂肪などの形で蓄えることができますが、脳はほとんど蓄えることができません。
一回食事を抜くだけで、その影響を真っ先に受けるのが脳なのです。テストの日に朝食を抜くなどは最悪の行為ですね。
脳細胞や神経伝達物質の材料はタンパク質です。
タンパク質の重要性は言うまでもありません。
続いてビタミン。
ほとんどのビタミンは欠乏するとなんらかの神経異常を引き起こすそうです。
例えば、ビタミンB類はブドウ糖を分解して、エネルギー物質を得るときにもたくさん使用されます。
ビタミンAは学習や記憶、運動能力に関係があるといわれています。
まだまだミネラル、脂質などがありますが、Googleで「脳 栄養」を検索したらいろいろと出てきます。
詳しいことを知りたい方は調べてみてください。
学力をつけたかったら、規則正しい生活とバランスのとれた食事をとった上で勉強しましょう。