あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

成績が上がる30の勉強法 -11-

2021-11-11 05:25:17 | 児童生徒のための勉強法

シリーズ成績が上がる30の勉強法

元サイト

 http://www.happylifestyle.com/article/143
について、論評します。

第12回は、ノートオタクにならないこと


一部引用します。
間違っても、ノートオタクにならないよう注意してください。

ノートオタクとは、次のような人のことです。

何でもノートに書きとめる人。
きれいな字で書きとめる人

何でも書きとめる必要はまったくありません。

本当に大切なところだけ、書きとめるだけで結構です。

そして、きれいな字で書きとめる必要もありません。

きれいな字で書くことに集中してしまうと、それは「勉強」ではなく「文字のけいこ」になってしまいます。

必要な事柄を忘れないように書きとめておくのが、ノートです。


これも十分わかります。

いろいろなカラーペンを使って、美しくまとめる子もいます。
見ている分にはよいのですが、効率は悪いでしょう。

ノートについては、教師側の問題でもあります。

特に義務教育段階においては、綺麗に書くことを求めるからです。
また、おおよそ、綺麗に書く子の成績がよいのです。

ただ、それが受験勉強にはそぐわないことはわかります。
受験勉強に入ると、女子生徒の伸びが止まる原因の一つになっているかもしれません。

教師の側もこのことをふまえておく必要があります。

一人一台端末の時代では、板書を撮影し、クラウドに保存する学校が増えてきました。

ノートを書き写す必要はないのです。

ノートは自分の思考を練り上げる場なのです。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。