シリーズ成績が上がる30の勉強法
元サイト
http://www.happylifestyle.com/article/143
について、論評します。
第12回は、ノートオタクにならないこと
一部引用します。
間違っても、ノートオタクにならないよう注意してください。
ノートオタクとは、次のような人のことです。
何でもノートに書きとめる人。
きれいな字で書きとめる人
何でも書きとめる必要はまったくありません。
本当に大切なところだけ、書きとめるだけで結構です。
そして、きれいな字で書きとめる必要もありません。
きれいな字で書くことに集中してしまうと、それは「勉強」ではなく「文字のけいこ」になってしまいます。
必要な事柄を忘れないように書きとめておくのが、ノートです。
これも十分わかります。
いろいろなカラーペンを使って、美しくまとめる子もいます。
見ている分にはよいのですが、効率は悪いでしょう。
ノートについては、教師側の問題でもあります。
特に義務教育段階においては、綺麗に書くことを求めるからです。
また、おおよそ、綺麗に書く子の成績がよいのです。
ただ、それが受験勉強にはそぐわないことはわかります。
受験勉強に入ると、女子生徒の伸びが止まる原因の一つになっているかもしれません。
教師の側もこのことをふまえておく必要があります。
一人一台端末の時代では、板書を撮影し、クラウドに保存する学校が増えてきました。
ノートを書き写す必要はないのです。
ノートは自分の思考を練り上げる場なのです。