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祝 ニューモラル 創刊500号

2011-04-23 07:06:18 | MY BOOK
「ニューモラル」が、昭和44年9月の創刊以来、42年間かけて500号を達成しました。

発刊当時は1冊10円だったのを記憶しています。
その創刊号は、家のどこかにあると思います。
表紙は、まだ杉田 豊さんではありませんでした。



杉田さんの表紙なってから、40年近く経っているはずです。

ここで、杉田さんの紹介をしましょう。

杉田 豊(すぎた ゆたか、1930年7月13日生まれ)は、グラフィック・デザイナー、絵本作家です。筑波大学名誉教授でもあります。
記念切手の原画も手がけています。

画用紙の凹凸を生かした独特の画風で、あでやかな色彩と温かみがあるデザインが特徴です。

今年で82歳。いつまでもがんばってほしいものです。


今号は、ニューモラルの原点「心づかい」について考えています。

宮澤章二さんの詩が印象に残りました。

引用して紹介します。

行為の意味


- あなたの〈こころ〉はどんなかたちですか

と 人に聞かれても答えようがない

自分にも他人にも〈こころ〉は見えない

けれど ほんとうに見えないのであろうか


確かに〈こころ〉はだれにも見えない

けれど〈こころづかい〉は見えるのだ

それは 人に対する積極的な行為だから


同じように胸の中の〈思い〉は見えない

けれど〈思いやり〉はだれにでも見える

それも人に対する積極的な行為だから


あたたかい心が あたたかい行為になり

やさしい思いが やさしい行為になるとき

〈心〉も〈思い〉も 初めて美しく生きる

- それは 人が人として生きることだ



心は見えないが、心づかいは見える。

思いは見えないが、思いやりは見える。

行為によって。

その通りだなと思いました。

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