私の小説の原点-直木賞に選ばれて
このたび、『何者』で第148回直木賞受賞を受賞した朝井 リョウ。
岐阜県出身で、直木賞史上初の平成生まれで、男性受賞者としては最年少です。
彼が、昨日の中日新聞夕刊に寄稿しています。
彼の小説の出発点は、小学校の時に毎日書いた日記であり、それを支えたのは、先生の赤ペンで書く感想だったのです。
そして、先生のある日の「感想」
「あなたの日記は、まるで小説を読んでいるみたいです。」
この言葉が、「自分で書いた小説を読んでほしいと思った」と思い、原稿用紙100枚ほどの小説を書き、すぐに先生に手渡したのです。
それに対する先生の便箋3枚に及ぶ感想が、文章を間に挟めば、自分と違うと思っていた人が自分と向き合ってくれることを発見し、それが小説の原点になっているのでした。
先生の影響力を強く感じるエッセイでした。
このたび、『何者』で第148回直木賞受賞を受賞した朝井 リョウ。
岐阜県出身で、直木賞史上初の平成生まれで、男性受賞者としては最年少です。
彼が、昨日の中日新聞夕刊に寄稿しています。
彼の小説の出発点は、小学校の時に毎日書いた日記であり、それを支えたのは、先生の赤ペンで書く感想だったのです。
そして、先生のある日の「感想」
「あなたの日記は、まるで小説を読んでいるみたいです。」
この言葉が、「自分で書いた小説を読んでほしいと思った」と思い、原稿用紙100枚ほどの小説を書き、すぐに先生に手渡したのです。
それに対する先生の便箋3枚に及ぶ感想が、文章を間に挟めば、自分と違うと思っていた人が自分と向き合ってくれることを発見し、それが小説の原点になっているのでした。
先生の影響力を強く感じるエッセイでした。