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『アドラー博士が教える子どもの「考える力」を引き出す魔法のひと言』-7-

2018-02-15 05:25:24 | 教師のための指導法
星 一郎『アドラー博士が教える子どもの「考える力」を引き出す魔法のひと言』(青春出版社)を紹介しています。

親向けに書かれていますが、教師にも十分通用するからです。



今日は・・・

第2章 子どもの意見と潜在能力を引き出す「聞く技術」

提案する聞き方が子どもに考える意欲を持たせる

かつて、私が小学校から中学校へ転勤したとき、ワナにはまりました。
こちらの指示に従わないのです。

小学校では、教師の指示に従わない子は、発達障害のある子以外にはまず考えられません。

ところが、中学校では反発が返ってきます。
小学生に対するような上からの指示は通用しないのです。

どうすれば・・・。

悩みました。



ところが、途中で発見しました。

思春期の中学生は「やれと言ったことはやらないが、自分でやると言ったことはやる」

これに気づいた後には、ずいぶん楽になりました。

「やれ」とは言わないで、「どうする?」と投げかければよいのです。

後は考えさせて、決めたことを実行できるように支援すればよいのです。


提案する聞き方が子どもに考える意欲を持たせる

本当に実感できます。

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