昨日封切りの「悪人」を見てきました。
深津絵里がモントリオール映画祭で最優秀女優賞を受賞したことで、話題の映画です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/b7/c61e82f7a8c67d996107f82dcfbe0a2f.jpg)
この写真は映画「悪人」のHPです。
http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/akunin/
そこには、次のように紹介されています。
-------以下引用---------
悪意にまみれた現代社会の中で、ひとは何にすがって生きれば良いのか。この究極のヒューマンドラマに胸を打たれた日本映画界を代表する至高の才能と豪華キャストが集結して贈る感動作。ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。さまざまな視点から事件の真相が明らかになるにつれ、観客はある疑問にたどりつく。「いったい誰が本当の“悪人”なのか」。本年度の衝撃作「告白」と共通するとも言えるテーマを、対極的に描いた作品としても興味深い作品。
-------引用終わり---------
秀逸でした。
芥川賞作家・吉田修一のベストセラー小説で、脚本も吉田修一が書いたところがポイントです。
私は原作を読んでいないのですが、原作者による脚本なら、「原作は・・・なのに…」という不満はなくなります。
次に、演技がすばらしい!
清水祐一役の 妻夫木聡 ; 深津以上の名演技だと思います。
馬込光代役の 深津絵里 ; 受賞おめでとう!
石橋佳乃役の 満島ひかり ; どこにでもいそうな、尻の軽さを憎たらしいほど表現しています。
増尾圭吾役の 岡田将生 ; イケメンでボンボンの嫌みな根性なしを好演。とても憎らしいです。
清水依子役の 余貴美子 ; 何をやってもうまい!
石橋里子役の 宮崎美子 ; クイズ番組の時と、全く雰囲気が違います。
石橋佳男役の 柄本明 ; 助演男優賞をあげてほしい。
そして清水房枝役の 樹木希林 ; さすがです。人間国宝に値すると思います。
そして、内容がいい。
いろいろな悪人、善人が登場し、家族の愛情を微妙に絡ませながら、複雑に推移します。
考えさせられる場面が多く、2時間を越える時間も長く感じさせません。
音楽が久石譲というのも、ヒットねらい。
監督が、まだ映画6作目の李相日。「フラガール」の監督です。
カメラワークは奇を狙わず、素直に人物の表情を中心に進めていきます。
芸達者を集めれば、こうした作風の方が見やすく、感情移入がしやすいのです。
これ以上のことはここではかけませんが、お薦めの映画です。
DVDやテレビでなく、映画館でじっくりと見ることをお勧めします。
深津絵里がモントリオール映画祭で最優秀女優賞を受賞したことで、話題の映画です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/b7/c61e82f7a8c67d996107f82dcfbe0a2f.jpg)
この写真は映画「悪人」のHPです。
http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/akunin/
そこには、次のように紹介されています。
-------以下引用---------
悪意にまみれた現代社会の中で、ひとは何にすがって生きれば良いのか。この究極のヒューマンドラマに胸を打たれた日本映画界を代表する至高の才能と豪華キャストが集結して贈る感動作。ひとつの殺人事件。殺した男と愛した女。引き裂かれた家族。さまざまな視点から事件の真相が明らかになるにつれ、観客はある疑問にたどりつく。「いったい誰が本当の“悪人”なのか」。本年度の衝撃作「告白」と共通するとも言えるテーマを、対極的に描いた作品としても興味深い作品。
-------引用終わり---------
秀逸でした。
芥川賞作家・吉田修一のベストセラー小説で、脚本も吉田修一が書いたところがポイントです。
私は原作を読んでいないのですが、原作者による脚本なら、「原作は・・・なのに…」という不満はなくなります。
次に、演技がすばらしい!
清水祐一役の 妻夫木聡 ; 深津以上の名演技だと思います。
馬込光代役の 深津絵里 ; 受賞おめでとう!
石橋佳乃役の 満島ひかり ; どこにでもいそうな、尻の軽さを憎たらしいほど表現しています。
増尾圭吾役の 岡田将生 ; イケメンでボンボンの嫌みな根性なしを好演。とても憎らしいです。
清水依子役の 余貴美子 ; 何をやってもうまい!
石橋里子役の 宮崎美子 ; クイズ番組の時と、全く雰囲気が違います。
石橋佳男役の 柄本明 ; 助演男優賞をあげてほしい。
そして清水房枝役の 樹木希林 ; さすがです。人間国宝に値すると思います。
そして、内容がいい。
いろいろな悪人、善人が登場し、家族の愛情を微妙に絡ませながら、複雑に推移します。
考えさせられる場面が多く、2時間を越える時間も長く感じさせません。
音楽が久石譲というのも、ヒットねらい。
監督が、まだ映画6作目の李相日。「フラガール」の監督です。
カメラワークは奇を狙わず、素直に人物の表情を中心に進めていきます。
芸達者を集めれば、こうした作風の方が見やすく、感情移入がしやすいのです。
これ以上のことはここではかけませんが、お薦めの映画です。
DVDやテレビでなく、映画館でじっくりと見ることをお勧めします。