《 自主学習コンクール 》
例えば、家庭学習を充実させたいとしよう。
しかし、なかなかノートを点検する時間がない。
5分で点検が済み、しかも、内容が充実していく方法がある。
自分のノートを持って全員で円をつくる。
スタートの合図で、左の隣の人にノートを渡すのである。
これを、7秒毎に繰り返すのである。
5秒は短い。しかし、7秒あれば内容は分かることがやってみて分かってきた。
7秒×40人=280秒(約5分) で終わる。
見られて伸びる子が多い。
みんなに見てもらえるから頑張る。
よいノートの使い方、自主学習の仕方のイメージができる。
そのため、日に日にレベルが上がっていく。
ノートを出さなかった子はどうなるか?
叱ってはいけない。
そのままにしておけばよい。
その子の分が空白になるので、みんなが気付く。
それに本人が一番感じる。
「明日は必ず出そう」と。
教師は、ノートの済みにリンゴマークや、お日様マークなどを書いていく。
1周し終えた所で発表する。
「今日の優秀賞は、リンゴマークの人です。」
「最優秀は○○さんです。理由は、・・・だからです。」
最優秀の子やリンゴマークをもらった人は大喜び。
「やっぱりな…」とか「見せて!」という声が聞こえる。
これは一つの方法であり、他にもあるだろう。
何でも工夫である。
この方法は他にも応用ができる。