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「麒麟がくる」8月30日放送「京よりの使者」

2020-08-31 06:25:35 | 日本史事典

戦国・小和田チャンネルより「麒麟がくる」8月30日放送「京よりの使者」を紹介します。

 ここから https://www.youtube.com/watch?v=2Dg7BLAJ7lI

8月30日から「麒麟がくる」の放送が再開されました。心待ちにしていた方も多かったのではないでしょうか。前回は永禄3年(1560)の桶狭間の戦いで終わっていますので、今回、いきなり永禄7年(1564)に飛んでいたので、びっくりされたかもしれません。 実権を握っている三好長慶、名ばかりの将軍・足利義輝、それに関白・近衛前久が出てきました。これからのキーマンである近衛前久についてお話しします。五摂家の一つ、近衛家の16代当主前久は、近衛稙家の長男として生まれます。織田信長より2歳下、ほぼ同年代です。19歳の若さで関白になっています。公家には珍しく行動力のある人で、上杉謙信と意気投合して越後に下ったり、謙信について関東へ出陣したりもしている変わった公家と言えるでしょう。 摂関家の近衛家と将軍家の足利家は姻戚関係でも結ばれていたのです。本来、足利家は公家の日野家から正室を迎えていましたが、このころには近衛家との通婚がみられます。系図を示してお話しします。

前久の叔母が12代義晴の正室となり、前久の姉妹が13代義輝の正室となっています。公家としてはとてもアクティブで興味深い人物です。

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