- 1 「ジョン・ロック」の思想とは?
- 1.1 ロックの「経験論」はイギリス独自の思想を初めて形作った
- 1.2 ロックの「社会契約論」は民主主義の基礎を築いた
- 1.3 ロックは「キリスト教の世界観」に基づいて市民社会を論じた
- 1.4 ロックの「教育論」は近代教育論の原型
- 2 「ジョン・ロック」の著書を紹介
- 2.1 『人間知性論』(『人間悟性論』)1689年
- 2.2 『統治二論』1690年
- 3 ジョン・ロックの「名言」を紹介
- 4 まとめ
ロックは、かつてはルソーやモンテスキューと共に高校入試の定番でした。
絶対王政から、現代の民主主義につながる政治形態の形成過程で重要な役割を果たしたのがこの3人なのです。信長、秀吉、家康みたいなものです。
ロックは、議会制民主主義 を唱えました。
彼がイギリス人であったことが、今につながっています。
このブログでは、哲学入門31 ジョンロックの思想
まとめを紹介します。
ロックは、人間の理性の限界を自覚しながら、理性の有用性について探求しました。人間の理性を過信せず、有用なものとしていかに理性を行使していくかを考察したロックの思想は、キリスト教の世界観を前提としたものでしたが、現代の私たちも絶えず振り返るべき普遍的な思想であるといえます。