授業で役立つ考え方を再掲します。
授業で役立つ考え方-1-
《 怒らなくてもよい授業の技術を身につけよう!》
授業中に怒っても解決しない。
現象は一時的に止まるがまた復活し、さらに前より悪くなるのが普通である。
私は、怒るときは「人命にかかわるとき、人権侵害のとき」だけと決めている。それ以外は、指導技術でカバーする。
そもそも怒らなければいけないような状況をつくった教師の責任であることが多い。
子どもを授業で夢中にさせれば怒る場面はなくなる。
また、たとえ短所が多く長所が少ない子でも、長所を褒めていれば短所が徐々に減っていくものである。
大村はま先生の言葉である。
例えば、「姿勢を正しなさい」、「静かにしなさい」という言葉は、教師が口にする言葉ではありません。生徒が自然に姿勢を正し、静かにする。そうさせるのが「教える」ということです。
重い言葉である。