シリーズ成績が上がる30の勉強法
元サイト
http://www.happylifestyle.com/article/143
について、論評します。
ターゲットは中高生を中心とした受験生。
第3回は、まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
抜粋して引用します。
教科書だけでは物足りず、市販されている参考書、問題集、資料などに手を出します。
そうして、どの参考書も中途半端な仕上がりになってしまう。
これが、失敗する人の典型的な勉強法です。
勉強する際に大切なことは「まず1冊を完全に仕上げること」です。
理想はやはり、文部科学省認定の教科書。
学校で使用する教科書は、文部科学省が何度もチェックを重ねて、仕上げた本です。
試験に出る範囲を系統立てて整理してあり、学びやすいように配慮された1冊の教科書を、まず徹底的に勉強するのです。
私も前に書きました。
「まず薄い問題集を完璧にしよう」
薄い問題集は、重要なものしか載っていません。
完璧にしたら、もう少し厚いものに移ればいいのです。
いろいろ手を出すと中途半端になり、結局力はつきません。
ざるは、何枚重ねても水はすくえません。
それと同じです。
これが参考書なら、まずは教科書ということです。
しかも、試験(定期テスト、入試も含めて)の出題者は教科書を見て問題を作ります。
そう、教科書は、最も薄い、最も良質な参考書なのです。