昨日の開会式には感動しました。
まさに、イギリスのオールスターキャスト。
イギリスの歴史と伝統に詳しければ、もっと楽しく見ることができたでしょう。
ここで大きく取りあげられたのがピンク・フロイド (Pink Floyd) なのです。
アート・ディレクターは「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル。2700万ポンド(約82億円)をかけた開幕式のテーマが「The Isles of Wonder(驚きの島)」
私は、ここでピンクフロイドを発見しました。
冒頭のイメージビデオ。
ビッグベンの近くに、アルバム『アニマルズ』のあの発電所と空飛ぶ豚
これがアルバムジャケットです。
ピンク・フロイドのライブでも登場した、あの大きな豚が、イメージビデオに登場したのです。
そして、一瞬聴こえたのが、アルバム「狂気」の「タイム」の冒頭の時計の鳴り響く音。
知る人しか知りませんが、知る人なら誰もが気づいたはず。
ピンクフロイドとその「タイム」をビッグ・ベンと絡めたのです。
また、この煙突は、途中で出てきた製鉄所の煙突のイメージとよく似ています。
(アルバムの写真は製鉄所でなく発電所ですが・・・)
そして何より、聖火台に灯がともされてスタジアム全体に花火が乱舞した最終場面でスタジアムに鳴り響いた曲が、何と、「狂気」のエンディング「狂気日食」(Eclipse)だったのです!
アルバム『狂気』(The Dark Side of the Moon)は、1973年に発表されたロック史上に輝く大ベストセラー。
その曲が、最も大事な場面で世界中に流れたのです。
すごいぞ!ピンクフロイド!!
その後には、ポール・マッカートニーによる「ヘイ・ジュード」
会場が一体となりました。
「ヘイ、ジュード」は励ましの歌。
ポールが、ジョン・レノンの長男を励ました曲といわれています。
この曲により、世界全体が前を向いて進むことを祈ります。
和訳です。
ヘイ、ジュード 落ち込むなよ
悲しい歌も少しはましにできるさ
彼女を君の心に受け入れるのさ
その時 全てが良い方向に向かいはじめるさ
ヘイ、ジュード 恐れるなよ
君は出て行って彼女を手に入れる事ができるさ
彼女を君の心に受け入れるのさ
その時 全てが良い方向に向かいはじめるさ
そしてどんなにつらい時でも
ヘイ、ジュード 思い出して
全てをひとりで背負い込むことはない
君はクールを気取っている奴は馬鹿だって知っているだろ?
それは人生を少しつまらなくするだけさ
ヘイ、ジュード がっかりさせるなよ
君は彼女を見つけて手に入れる事ができるさ
彼女を君の心に受け入れるのさ
その時 全てが良い方向に向かいはじめるさ
全てを捨てて全てを受け入れろ
ヘイ、ジュード はじめよう
君は誰かが助けてくれるのを待っている
でもそれは君がやるべきことなんだ
ヘイ、ジュード 君ならできるさ
君に必要なことは君にしかできない
ヘイ、ジュード 落ち込むなよ
悲しい歌も少しはましにできるさ
彼女を君の心に受け入れるのさ
その時 全てが良い方向に向かいはじめるさ
http://stimaro.seesaa.net/article/181457582.htmlより
特に、ピンクフロイドは私設のファンクラブで多くの先輩がたとお話させていただいた記憶が。
この名作を数年前に聴いてから虜になっているひとりです。
やはり気づきましたよね。感激しました。
生のマイク・オールドフィールドが出演したり、ビデオでQUEENが出てきたり、イギリスはロックが中心であることがよくわかりました。