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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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<杜:ト、ズ、もり、やまなし、と(じる)、ふさ(ぐ)>
(漢検2)
杜:ト・ズ やまなし・ふさぐ・とじる・もり
意味 :①やまなし。バラ科の落葉小高木。 ②ふさぐ。とじる。「杜絶」 ③もり。神社の森。
大見出し:〈杜若〉(かきつばた)〈杜夫魚〉(かくぶつ)〈杜父魚〉(かじか)〈杜衡〉(かんあおい)杜撰(ズサン)杜漏(ズロウ)杜氏(トウジ)杜鵑花(トケンカ)杜絶(トゼツ)杜仲(トチュウ)<杜翁〉(トルストイ)〈杜松〉(ねず)杜ぐ(ふさ-ぐ)〈杜鵑〉・〈杜宇〉(ほととぎす)〈杜鵑草〉(ほととぎす)
杜(もり)
(大字源) (「杜撰」「杜漏」「杜絶」は、漢検2とほぼ同じ、略。)
・もり:(和語)
・やまなし:熟語ナシ。
・と(じる)、ふさ(ぐ):
杜隔(トカク):ふさぎへだてる。さえぎりとめる。
杜諫(トカン):いさめて思いとどまらせる。諫止。
杜権(トケン):閉ざした生気が再び動き始めようとすること。
杜口(トコウ):口をふさいで言わない。緘口。
(参考:四字熟語辞典から)杜口結舌(とこうけつぜつ):権勢のある者に対して、あえてものを言わないたとえ。*記事掲載済み。
杜津(トシン):渡し場をふさぐ。
杜漸防萌(トゼンボウホウ):物事のしだいに生じてくるのを防ぐ。 「漸(ゼン)を杜(と)じ萌(ホウ)を防ぐ」
杜塞(トソク):ふさぐ。ふさぎとじる。ふさがる。
杜黜(トチュツ):ふさぎしりぞける。さまたげしりぞける。
杜門(トモン):門をふさぐ。門を閉じる。転じて、客を避けること。
杜門却掃(トモンキャクソウ):門を閉じ交際を断ち、清らかな生活をする。却掃は、掃除の意。
・その他
<お酒関連>
杜康(トコウ):中国の太古に初めて酒を造ったという伝説の人。転じて、酒の異称。
杜氏(トシ・トウジ):(国)酒を造る人。 *漢検2では“トジ・トウジ”
杜酒(トシュ):自家製の粗末な酒。
白杜(ハクト):(大辞林)(中国古代に酒を造った杜康にちなむ)白酒の異名。
<杜甫、杜牧関連>
小杜(ショウト):晩唐の詩人・杜牧のこと
大杜(ダイト) :盛唐の詩人・杜甫のこと
李杜(リト) :李白と杜甫
老杜(ロウト) :杜甫のこと。
<“ずさん”関連>
杜園(トエン):詩文・著作に誤りが多くて信じがたいこと。杜撰(ズサン)はこの語の転訛ともいう。
<呉音“ズ”関連>
杜多(ズタ):(仏)梵語。僧をいう。沙門。桑門。頭陀(ズダ)。
<その他>
要杜:(現時点、不詳)
👍👍👍 🐔 👍👍👍 熟字・当て字の<杜仲>はなんて読むでしょうか・・・当ブログ模試で出題済みですが^^・・・難問かも・・・画面右上の「検索」欄に「杜仲」と入れて、その横の「ウエブ」を「このブログ内で」にして検索すれば調べられます・・・勿論、漢検2の「杜仲」の説明のところにも書いてあります・・・👍👍👍