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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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・また、脱線・・・「井眉」から「井」へ・・・
・ざっと見ていたら、記録しておくべき事が幾つかあった・・・
<井:中学…ショウ、い 高校…セイ 準1…いげた、まち>
(漢検2)
井:セイ・ショウ い 外)いげた *“まち”訓の掲載ナシ。でも、意味と熟語の掲載はアリ・・・。
意味 :①い。いど。「井底」「油井」 ②いげた(井桁)の形。また、いげたのように整っているさま。「井井」「井然」
③まち。人が集まっている場所。「市井」 「井」の変化したものが片仮名の「ヰ」になった。
下つき:市井(シセイ)・天井(テンジョウ)・油井(ユセイ)
*以下は漢検2の大見出し熟語等だが、大字源ベースで➪で補足すると・・・
大見出し:
雲竜井蛙(ウンリュウセイア) 雲居・雲井(くもい) 格天井(ゴウテンジョウ) 渇して井(い)を穿(うが)つ カッしていをうがつ
甘井先ず竭く(カンセイまずつく) 鑿井(サクセイ)市井(シセイ)井(い)
井に坐(ザ)して天を観(み)る いにザしてテンをみる
➪「坐井観天」(セイに坐して天を観る):井戸の中に座って天を仰ぎ見る。見聞の狭いこと。「井中(セイチュウ)星を視る」と同じ。
*坐井観天(ザセイカンテン)とでも読むのだろうか・・・
井の中の蛙(かわず)大海を知らず いのなかのかわずタイカイをしらず
➪「井蛙(セイア)」:井戸の中の蛙。見聞の狭い人のたとえ。 「井魚(セイギョ)」:井戸の中の魚。見聞の狭い者のたとえ。井蛙。
井桁(いげた)
➪井桁(セイコウ):いげた。いげたの形。 *他に「井幹(セイカン)」:井戸の上の木の囲い。いげた。井檻(セイカン)。井欄(セイラン)。
井筒(いづつ)井守(いもり)井井(セイセイ)井渫不食(セイセツフショク)井然(セイゼン)
井底の蛙(セイテイのア)
➪(前出「井蛙(セイア)」のとおり)
井目(セイモク)青天井(あおテンジョウ)染井吉野(そめいよしの)相碁井目(あいゴセイモク)藪井竹庵(やぶいちくあん)天井(テンジョウ)
天井〈桟敷〉(テンジョウさじき)噴井(ふけい)油井(ユセイ)
*その他、大字源から・・・
井蛙(セイア)は以て海を語るべからず:井戸の中の蛙とは海の話ができない。見聞の狭い人は大道を語ってもわからないたとえ。
井臼(セイキュウ)を操(と)る:井戸で水をくんだり、うすで米をついたりする。家政を治める。 「井臼(セイキュウ)に任ず」。
井中求火(セイチュウに火(ひ)をもとむ) :井戸の中で火を求める。愚かな者のたとえ。
*井中求火(セイチュウキュウカ)とでも読むのだろうか・・・
井戸:①セイコ:市中の家。②いど:(国)(説明略)
井市(セイシ):まち。人々が共同井戸に集まり、そこに市も立つのでいう。市井。
井肆(セイシ):まち。井市。
井陌(セイハク):まち。街路。
井鮒(セイフ):井戸の中のふなは元の流れに帰りたがるところから、旧居に帰りたいと思うことのたとえ。
*過去既出記事から・・・
「2.セイチュウ星を見れば、数星に過ぎず」 ➪ 「2.セイチュウ(井中)星を見れば、数星に過ぎず」
「①セイキュウの力(つと)め *家事のこと」 ⇔ 井臼
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