FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

そばにいて見ているから分かること。

2011-04-10 19:40:39 | 日記
元日本IBM副社長がラジオで、ビルゲイツのことをしゃべっていました。世界の大金持ちナンバーワン(あくまで表舞台の人物としてだと思うのだが)のこの人物の関連本が沢山出回っていますが、そうとう変わり者のイメージが強く植え付けられるところも今までにあった。

しかし今日、直に仕事して関わった人間の証言として人物像を聞いたことによってまったくイメージが変わった。

性格は極めてバランス感覚にとんでいて、人の話をよく聞き性格を掴みきってから自分の主張をしていくなんて変人にはできない。

初対面の人との打ち解け方も早く、そのうえ育ちの良さも漂わせながらというのだから王道を行った成功者だ。

そう。勿論しゃべっているのがビルゲイツとビジネスをした人物だからそうそう悪いことは言わないところもあるのだろうが、話しているその節々から魅力的な人間を語っているという雰囲気がよくこちらへ伝わってくるのだ。要するに魅力的な人間なのだ。

好感の持てるエピソードばかりでは無いのだろうが、やはり語っている対象は生身の人間なのだ。変なところもあるのかもしれないがそれでもある程度聞いていれば「ああ、この人は今大好きな人のはなしを楽しそうにしているんだな。」ということくらいはこちらにも分かる。

「ぼくは、自分で築き上げた財産は死ぬまでに使い切る!」とてもいいと思うし、まともだと思う。6兆か7兆の資産のことだ。

そこでまた一言、「ただし自分の子供たちが食べていくのに困らないだけのものは残してあげようとは思う。」とも言う。

でも金額にして1000億!づつらしい。ここら辺が私ら凡人の尺度で測れない思考なのだけれども。そこの部分も面白いといえばオモシロイ。

寝癖の髪をとかすために、専用の櫛を持ち歩いていることも素直さがにじみ出ていて微笑ましい。

付き合う時間が長くなればなるほど、好感度がアップするのがリーダーの魅力であり、人間力なのでしょうか。

たしかに熾烈な企業競争の渦中のまさにド真ん中にいる人だから、敵も沢山いらっしゃるのでしょうがお金以上に惹きつける魅力がないと内部からグダグダに崩れていくのでしょう?それは、いろんなことを私に教えてくれます。規模こそ違うがそこかしこに身近に見られることが沢山ありますもん。

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