FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

[LIFE!]観たよ。う~ん…

2014-03-25 10:21:46 | 日記
まずこれがリメイク映画だということ。

そして主人公ウオルター・ミッティーの妄想で成り立っていること。

どこでどうやって妄想を断ち切って現実に向けて走り出したのか…

現実と妄想の繰り返しが多いのでこれは妄想なのか?現実なのか不安になってくる。

集中できない箇所があり。

リストラ推進責任者との妄想バトルが長すぎる。

本編に入る前に予告編でマーベルコミックス映画予告編とかで食傷気味でこれが来た。


出会い系サイトの交際申込みボタンを押すシーンが名シーン。

だけどそのあとの恋愛物語がいらないかな…

自分には他人に自慢できたり誇れるような体験談や遍歴が無いことに愕然とするキッカケで充分だと思う。

恋愛を成就させなくても良い。むしろ現実はそちらの方がほとんどなのだから…

それでも人生捨てたもんじゃないよというメッセージで貫徹しておけば良かった。

相手の息子との交流がとても大切。

なぜなら男子同士でしか通じ合わないことを描いているから。

スケボーをお土産に持ってくることで終わらせた方がイイ。

どうもハリウッドは恋愛成就をこだわる悪いところがある。

リストラされる、恋愛成就せず、ロマンチックな出会いも無いけど

自分次第で人生捨てたもんじゃない!のが「LIFE!」なんだということを

出した方がイイ。

とかいろいろ言いたいこと言ったけど。

思い入れが強すぎたみたいだよ。この映画に。


自分の妄想の方が勝ってしまい期待値をグンと上げてしまったようだ。


映像は最高。

ほんのチョイ役のも含めて出演者全て最高。

ショーン・ペンを会えた時の静かな感動も最高。

主人公が試練と生まれ変わりの冒険を全うして帰ってくるときの

精悍な姿が最高。冒険家の魅力的な姿が凝縮している。

とは言えこれは感想を述べたりうだうだと批評したりするもんじゃないね。

ここまでウダウダ書いててなんだけど…

インスピレーショを受けたらこの主人公の様に全身全霊で生き始めることでしょ。

冒険に旅立たなくて良いから日常なる森羅万象を感じ取ること。

孤独にならないこと。

卑屈にならないこと。

友達を大切にすること。

自分の人生を大切にすること。

自分自身を大事にすること。勿論甘やかすことじゃないよね。

時間は短い。

「LIFE」は短い。

これはよく分かる!

主人公と同じ40代の男として共感する。

だから「その瞬間を楽しめ」つべこべ言わず。

ショーン・オコンネル談。夢も現実も生きているから考えていることが分かる。

生きているのだから夢幻の様に過ぎ去ってしまう人生を思い切り生きよう。

後悔しないために。


死ぬ寸前になって、「あ~、もっと冒険・挑戦・していくんだった…失敗を怖がって

誤解を恐れてなんであの時やらなかったんだろう…」


絶対いやだ。死んでも嫌だ。そんなこと思いながら死ぬのは。

ぼォ~と生きていくのなんかいやだ。

退屈は抹殺。

退屈は敵。

生きてく実感を。

生きていくその先に死があるのだから後悔しない人生を。

納得できる人生を。

人のことはどうでもいい自分自身の人生を。

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