FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

「ボヘミアンラプソディ」ようやく観ました

2018-12-14 11:44:24 | 映画感想
夜九時の最終上映にて。

仕事終わってヘロヘロになりながらすべり込みセーフ!

もうTVでネットで沢山のレビューが出ているからチョー個人的な感想として。

クイーン第9作目アルバム「フラッシュゴードン」サントラ盤で初めて知る。


やっぱり映画から入った。

もちろんLP盤レコード。


十三歳。38年前…。


バンドメンバー4人揃っている写真を見て、中央の角刈り&髭&革ジャン姿のフレディ。


明らかに他のメンバーと雰囲気出で立ちが違うと感じた。


映画でもセリフであったが「ヴィレッジピープル」のメンバーに近いと。


なによりその音に衝撃を受ける。

フレディの声にショックを受ける。

デートもしたことないウブな少年にはイイ出会いだった。

曲作りの妥協しない姿は映画でも描かれていた。



四十五歳。早すぎるか。

天才は早いよ。


それを予言するような歌詞。

まるで死が身近な存在であったように。


ラブソングの詞の奥底にはフレディの死生観が漂っている。


顏のコンプレックスや人種差別や性的マイノリティに対する無理解な視線。


そして死生観と隣り合わせの孤独。

そんな闇と裏腹にエルビスのカバーで明るく中和することもサラッと出来る。


現実はもっと大変だったのではと思うがメンバーの優しさも胸にしみる。


バンドメンバーとしてお互いが認め合って家族であると感じられる描き方。


実際そうだったのだろうと思える。


天文学的な売上げを叩き出すメガバンドはメンバー同士の亀裂もあっけなくおとずれる。


クイーンにはそういうイメージは無かった。


厳格な父親との和解も泣ける。息子と父親の関係って難しいから映画でも雪解けに

なるとグッとくる。





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